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水中カメラマンとしての10のマナー


1. 注意して撮影する

多くの水中生物は、大きさにかわらずデリケートなので慎重に行動しましょう。不適当な撮影テクニックは、カメラやタンクやフィンが当たったり、手で触れることでデリケートな水中生物にダメージを与えてしまう可能性があります。


 
2. 中性浮力を維持する

カメラ機材は、マイナス浮力やプラス浮力の原因になることがあります。カメラやダイビング器材がブラブラしていないことを確認し、サンゴ礁や重要な生育場と接触しないように適切なウエイト量に注意しましょう。デリケートな環境の近くでダイビングをする前に浮力コントロールと撮影スキルをプールで練習しましょう。


 
3. 誘惑に抵抗する

水中生物に触れたり、えさを与えたり、追いかけたり、乗ったりしないようにしましょう。完ぺきなショットのために生物を移動させてはいけません。多くの水中生物は、シャイでストレスを感じやすい性質です。これらの行動は、捕食や交尾の邪魔となったり、通常攻撃的でない種の攻撃を引き起こす可能性があります。


 
4. ゆっくり行動する

ダイビング中は、ゆっくり、慎重に動きましょう。撮影をする時は、辛抱強くじっとしていましょう − 生物が自然の行動を取ることでより意味のある味わい深い写真が撮影できるでしょう。


 
5. スキルを磨く

ダイビングのタイプと環境のコンディションが自身の現在のスキルと快適さのレベルに適切か確認しましょう。より良い写真のために水底につかまって水中姿勢を安定させたりしないようにしましょう。PADIのアンダーウォーター・フォトグラファー・スペシャルティ、デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・スペシャルティ、ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・スペシャルティに参加し、より熟練したうまいカメラマンになりましょう。


 
 
6. 情報を入手する

ダイビングの前に海洋哺乳類や他の種の周りでの行動に関する地域の条例やルールを確認しましょう。これらの規則は、生物を守り、未来の世代のために種の保存を目指すものです。


 
7. AWAREダイバーになる

環境にやさしいダイビング・テクニックを学び、撮影する環境についての知識を増やすためにAWARE - サンゴ礁の保護、プロジェクトAWAREスペシャルティ、アンダーウォーター・ナチュラリスト・コースに参加しましょう。


 
8. 撮るのは写真だけ、残すのは泡だけ

水中で思い出の品を採集しないようにしましょう。水中で見られるほとんどのものは、生きているか、生物によって利用されるものです。サンゴや貝殻のような標本を採集することでデリケートなバランスを乱し、すぐにダイビング・サイトの資源と美しさが失われてしまう可能性があるのです。


 
9. 写真を共有する

環境の障害や破壊の証拠として撮影した写真で報告することによって、環境保護のために写真を使いましょう。ジンベイザメのプロジェクトやその他のモニタリングプログラムに写真を提供することによって、科学的な研究を支援し、資源管理を向上することが出来るのです。プロジェクトAWAREにも写真を提供してください。あなたの写真は、違った視点から環境保護に影響をを与える力持っているのです。


 
10. アドベンチャーを保護する

スクーバ・ダイビング業界をリードする非営利の環境保護組織のプロジェクトAWARE財団にご協力ください。あなたのサポートは、教育、運動支援、行動を通しての水中環境の保護の助けとなります。


 


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