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「第12回/テック・サイドマウント -2-」

今回のテック・サイドマウントに関する第2弾としてのテーマは「テック・サイドマウントでの器材コンフィグレーション」です。ダイビングの環境、水深、ボトムタイム、入手できるシリンダー・サイズ、入手できるガスの種類等により大きく変わる場合がありますが、今回も一般的な「水深50mへのオープンウォーター環境での減圧ダイビング」を例にしてテック・サイドマウントでのコンフィグレーションの基本を述べてみたいと思います。

シリンダーのセッティングはシンプルかつ慎重に!

メイン・シリンダー:
タンクバルブは、DINフィッティングが理想であり、レギュレーターの1stステージがダイバーの体側にきて左右のハンドホイールが外側になるバルブを使用するべきです。そうすることでハンドルの操作がしやすくなります。これはテック・レベルでは非常に重要であり、なぜならば、この2本のメイン・シリンダーの他にステージ/減圧シリンダーとして2本(合計4本)のシリンダーを装着する必要があるため、メインのシリンダーはなるべくシンプルに取り扱うことができるようにしておきたいからです(一般的なヨーク・フィッティングのKバルブしか選択肢がない場合については次回述べてみたいと思います)。

各残圧計の高圧ホースは15cmほどの短いホースを使用します。1stステージの上部に位置させることで見やすくすることを好むダイバーもいますが、片側に複数本のシリンダーを装着するのでバンジーやホースを取り回す際に不都合が生じるかもしれません。筆者の場合、フレックス・タイプの短い高圧ホースを使用し、下部に位置させることで見やすさとシンプルさを両立させるようにしています。

右側シリンダーのロング・ホースもフレックス・タイプを使用するダイバーを多く見かけます。どのタイプのロング・ホースでも、シリンダーに装備したゴム製のバンド(最低2本)で留め、緊急時にはスムーズに引き出せるようにしておきます。

ステージ/減圧シリンダー:
メイン・シリンダーと同様に左右のハンドホイールが外側になり、1stステージはDINフィッティングであることが理想です。両方とも短い高圧ホースを使用した残圧計を取り付け、基本通りにシリンダーに装着した2本のゴムバンドで2ndステージのホースを固定し、マウスピースには何らかのカバーを取り付けることで呼吸までのステップを増やす手だてをしておきます。

メイン・シリンダーのロング・ホースにも当てはまりますが、シリンダーにホースを固定する際にはホースを引き出しやすいようにしておきつつ、反面ブラブラさせないことも重要です。シリンダー下部のゴムバンドがホースの折り返し部分を押さえるようにしっかりと留めることで、ホースが絡まる可能性が少なくなります。

4本のシリンダーを装着するためのハーネスのコンフィグレーション:
メイン・シリンダーの2本の装着に関しては、サイドマウントSPで学んだ基本通りで構いません。ただし、テック・レベルでは更に2本のステージ/減圧シリンダーを加えた計4本のシリンダーを装着しなければなりません。しかも、サイドマウントの基本通り、トリムを維持した姿勢で全てのシリンダーが体と水平位置になるようにするためには、固定する場所を慎重に決める必要があります。

2本のステージ/減圧シリンダーの固定方法は、シリンダー下部はメインのシリンダーと同じDリングを使用するダイバーが多いようです。もちろんステージ/減圧シリンダー用のDリングを別途装備するダイバーもいます。いずれにせよ流線型が維持されなければいけません。

ステージ/減圧シリンダー上部の固定方法は様々です。メインのシリンダー上部の固定には多くのダイバーがバンジーのみを使用するのに対し、ステージ/減圧シリンダー上部の固定にはバルブの首の部分に装備した小さめのスナップをハーネス上胸部のDリングに掛ける従来式の方法をとる他に、メインのシリンダーと同様にバンジー等の伸縮性のある素材を使用するダイバーもいます。いずれにせよ、各シリンダーのハンドリングがスムーズにできる位置にします。

アクセサリーはどこ?

phSMBやリール等はテクニカル・ダイビングでは必須のアクセサリー器材ですが、4本のシリンダーを装着するサイドマウントでは胸部/腹部にはまず手が届きません。

そこでテック・サイドマウント・ダイバーの多くは大腿部のポケットの使用を好みます。これは既にウエットスーツ又はドライスーツに縫い付けてあるもの、又はネオプレーン生地で作られたカーゴパンツを装着することで得ることができます。もしくは腰の後ろ部分には通常両方の手が届くので、この位置に装備することもできるでしょう。いずれの場合もストレスなく取り出せることが重要です。

今回は説明のための写真が間に合わなかったため分かりにくい部分があったかもしれませんが、器材コンフィグレーションの詳細はコースで学ぶことができるのでご心配なく。次回はテック・サイドマウントの「キモ(重要な点)」について紹介します。

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