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〜第22回 ミラーレス一眼と水中撮影 その1〜
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今月のお手本

◆カメラ:OLYMPUS E-M5
◆プロテクター:PT-EP08
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F11.0
◆シャッター速度:1/640
◆露出補正:0.0EV
◆ISO:AUTO200
◆フラッシュ:OFF
◆WB:水中WB
◆撮影地:モルディブ

ph前回まで数回にわたってコンパクトデジタルカメラを使った水中撮影について、いろいろな観点から紹介&解説を行なった。

一眼並みのクオリティになる外部アクセサリーの使い方の紹介で、ますます水中写真にのめりこみそうになった方もいらっしゃるのではと予想するが、ハイエンドコンパクトをイケイケ仕様にしても所詮コンパクトはコンパクトであって、どんなに頑張っても一眼には追いつけないことも理解していただきたい。

画像処理エンジンを一眼と同じものを使ったとしても、撮像センサーの大きさと、被写体や撮影環境に合わせてそれぞれの目的に最適な交換レンズを使用できる一眼タイプのカメラが、クオリティにプライオリティを置いたときに必要になる。

今回から、今はやりのミラーレス一眼と水中写真の関係について解説していく。 小型のミラーレスは大きさに関してはハイエンドコンパクトと ほぼ同等といえるほどになった。一眼タイプの水中撮影システムというと屈強な男たちの道具といったイメージがあるが、今はまったく別の世界である。

小さく、かわいらしく、それでいてキレイに撮れる

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軽くて、小型で、かわいらしいデザインで扱いも簡単。 写りは一眼タイプの本格派なので、フォトコン狙いにも◎

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女性の手のひらに乗ってもこの大きさ

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内蔵フラッシュで撮影できる

●ポート固定タイプ

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ひとつのポートにいろいろなレンズ収納できるようにデザインされている。広角ズーム、標準ズーム、標準電動ズーム、マクロレンズ、 望遠レンズなど。

水中でのワイド撮影に欠かせないフィッシュアイレンズはハウジングを改造してレンズポートをフィッシュアイ専用のものに交換しなければならない。

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レンズポートが固定されているタイプ

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小型のフィッシュアイポートを装着した例

⇒ポート固定タイプで撮影した水中写真

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9-18mm広角ズームレンズ

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60mmマクロレンズ

ポート交換はできないが、趣の異なるレンズを収納できるので 本格的なマクロ撮影やワイド撮影も楽しめる。

1台のレンズでワイド&マクロ両方撮りたい方には標準電動ズームがおすすめ。本格的な単焦点レンズにはかなわないが雰囲気は楽しめそうだ。

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12-50mm標準電動ズーム

●ポート交換タイプ

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レンズポートが交換できるタイプは、水中に向いている特殊なレンズを収納できるので、本格的な水中撮影を楽しみたい方におすすめ。

水中でのワイド撮影は、ほぼ100%と言っていいほどフィッシュアイレンズの守備範囲だ。マクロ撮影は光学式テレコンバーター併用のマクロレンズなど、陸上ではあまりなじみに少ない極端な性格のレンズを使う。 レンズの長さや画角が通常のズームレンズとは異なるので専用のレンズポートが必要になる。

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いろいろなレンズポートが用意されている

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本格的なフィッシュアイレンズから高倍率マクロレンズまで収納可能だ

⇒ポート交換タイプで撮影した水中写真

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8mmフィッシュアイレンズ

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50mmマクロレンズ+2倍テレコンバーター

フラッシュ補正を設定する

フィッシュアイレンズや高倍率マクロ撮影では水中フラッシュも2灯システムを使うことが多い。光の回り方をやさしく丁寧に、画面全体に配光しなければならないからだ。

最近は大型のフラッシュを使わなくても発色良く撮影できるようにカメラ側に工夫がされているので、小型なシステムで撮影可能だ。

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8mmフィッシュアイレンズ

失敗フォトクリニック
人気のミラーレス一眼を購入して撮影してます。 内蔵フラッシュで大丈夫と聞いて撮っていますが、ワイド撮影はうまくいくのですが、マクロ撮影になると、フラッシュが効かず、真っ暗な写真になります。どこか設定が間違っていますか?
◆カメラ:OLYMPUS E-PL5
◆撮影モード:水中マクロ
◆絞り値:F8.0
◆シャッター速度:1/100
◆ISO:200
◆フラッシュ:ON(内蔵)
◆露出補正:-0.7EV
◆WB:水中
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ph処方

そうですね。E-PL5で内蔵フラッシュ仕様でマクロ撮影する場合は、内蔵フラッシュの光が被写体まで届かないことがあります。

水中マクロモードは被写界深度を稼ぎたいので絞りをF8〜のプログラム線図に設定しています。そのため、ガイドナンバーの低い内蔵フラッシュだと、感度ISO200のままの撮影では光量不足が発生します。

解決方法は2つあります。 UFL-1などの純正外部フラッシュを使って照射を補う方法と、感度を上げてフラッシュ光量を補う方法です。マニュアルで感度を上げるより、必要なぶんだけ自動的に補うAUTOを選択する方法がおすすめです。

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初期設定の感度ISO200
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ISOをAUTOにセットするだけで光量不足を解消できる
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ISOをAUTOで撮影
 

清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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