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第43回 各地のダイブサイトで撮りたい この一枚
メキシコ・カンクン/ブルシャーク編
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今月のお手本

◆カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1
◆レンズ:M.ZUIKO DIGITAL8mmFISH EYE F1.8
◆ハウジング:PT-EP11
◆撮影モード:水中ワイドモード
◆絞り値:F8.0
◆シャッター速度:1/125
◆露出補正:-0.3EV
◆ISO:AUTO(200)
◆フラッシュ:OFF
◆WB:水中WB

ph2014年5月から、各地のダイブサイトで撮りたい水中写真をピックアップして、その撮影手法について解説&紹介していく企画がスタートした。一年を通していろいろなダイブサイトへ撮影に行くが、それぞれのポイントで様々な水中撮影の楽しさに出会う。その時々に感じた気持ちを作品にしながら、いかに簡単に楽しく撮影するにはどうしたら良いか?といった観点で話を進めていきたい。

今月は、日本の裏側メキシコ/カンクンのブルシャーク撮影について解説する。日本からメキシコ/カンクンに行くには、アメリカ国内で乗り換えてカンクン空港まで行く方法が代表的である。カンクンはラパスなどの田舎の港町とは違い、ゴージャスなホテルが立ち並ぶ一大リゾート地だ。様々なマリンアクティビティーが楽しめる。

カリブ海は透明度がよく独特のブルーを持つ海。季節によってジンベエザメに出会えたり、ブルシャークやカジキマグロなど大型被写体の撮影などが楽しめる。今回のブルシャークの撮影は、12〜3月頃のシーズンによく出会えると聞き、チャレンジしてみた。

カンクンの隣町リゾート、プラヤデルカルメンのビーチから小さなボートに乗って、ものの5分くらい。ホテルゾーンの目の前に大型のサメ、ブルシャークに出会えるダイブサイトがある。カレントもそよそよあるが、難しいダイビングではない。水深25mと少し深いが、25分のダイビング計画を立ててGO! 体長2〜3mのブルシャークにチャレンジだ。

水中で一番美しい生物=サメ

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ローカルのルールが定められており、浮遊物が多くマリンスノーも発生しやすいので、ノンフラッシュ(自然光撮影)がオススメ。
露出補正-0.3〜0.7EVくらいがオススメの露出補正値。撮影時は雨は降っていなかったがドン曇りの天候。
透明度は意外に良く30mくらい見える。水底まで降りると赤色は減衰してほぼ青一色の世界だ。
ライトかフラッシュを使いたいところだが、自然光撮影にする。

カメラの設定(一眼系)

使用する撮影モードは「水中ワイド」モード。基本的に水中でのワイド撮影はこのモードを使う。
カメラのファンクションボタン(FN)に水中モードの呼び出しを割り振って使う。このモードにセットすれば、難しいチューニングは不必要。ワンタッチで水中でのワイド撮影に最適な状態にセットされる。
モニターの左隅に魚3尾のマークが出たらセット完了!
フラッシュはOFFにセット、感度はISO AUTO。

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カメラの設定(コンデジ系)

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水中スナップモード&フラッシュOFFを使う

ローカルのルールが定められており、浮遊物が多くマリンスノーも発生しやすい環境なのでフラッシュOFF撮影。
動きが速いイルカなどに使う「水中ワイド2」でも良いが、「水中スナップ」のほうが 若干露出設定が明るめなので、「水中スナップ」がオススメ。

撮影方法

ph水深25mくらいの砂地の水底に着底して、サメが現れるのを待つ。待っても来ない場合は、探しながら泳ぐことになるが、今回の撮影時には、潜降後数分でブルシャークに出会えた。

水中でダイバーより大きなサメに出会うと、さすがにビビる。サメも警戒しているようですぐには近くに寄ってこない。次第に近づいてくるようになるが、フィッシュアイレンズで画面いっぱいの距離までは寄せてくれない。

リゾートホテルがあるビーチの側で、このような大型のサメに出会えるのは、不思議で驚くばかりだ。「泳いでいる人が食べられた!!」と言うことも聞かないので、このブルシャークの夕食メニューの中にダイバーは入っていないようだ。

ここのブルシャークは水底ギリギリを泳いでくるので、撮影する側も砂地に確実に着底してカメラを低く構えると良い。

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レンズチョイスだが、一眼の場合、フィッシュアイレンズは選ばないほうが良い。迫力が出る距離まで近寄らせてくれない。ビビって積極的にサメに向かって撮影しないと、証拠写真にもならないほどの大きさになる(写真右)。

今回の撮影では、レンズチョイスをミスしてしまい、8mmフィッシュアイを装着してしまった。デジタルテレコンをONにして対応したが、迫力の出る大きさに撮れなかった。オススメはZUIKO DIGITAL 12mmF2.0にFP8-9Uなどのドームポート仕様。もしくは、標準的なズームレンズがオススメ。

コンデジで撮影

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撮影:カンクン・アクアプリ/田中さん

2枚ともコンデジのTG-4で撮影。 撮影モードは、自然光のみで綺麗に撮れる「水中スナップ」を選択する。見た目よりブルーに写り、明るくシャープにブルシャークをとらえられる。


清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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