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第54回 プロカメラマンの道具箱
機材の運搬・その1

今月のお手本

スーツケースへの収納の仕方

 

「プロカメラマンの道具箱」として私が普段仕事で使っているいろいろな道具をカテゴリーに分けて紹介していく。水中用カメラから始めて、海外ロケに持って行く時はどうするのか? 夕景や夜景を撮る時は何を使っているか? ダイビングギヤはどんなのを使っているの? 皆さんがいろいろと興味を持っていると思われる「道具」を隠すことなくお見せしたい。

今月は、航空機を使った移動時に役立つ「スーツケースへの収納の仕方」を解説する。ただし、利用する航空会社や訪れる国の法律によっては、不適当に値する情報になる場合もあるので、その都度確認してほしい。特殊な撮影を除いてたいていのロケでは、ミラーレス一眼デジタルカメラにマクロ用レンズポート、ワイド用ドームポートをそれぞれセットしたものを2セット用意する。水中フラッシュはバックアップを入れて5台、接続アームはマクロ用の短いものと、ワイド用の長いものを用意。光ファイバーケーブルもバックアップを入れて6本。充電器と延長コード等、水中撮影に使う機材一式をアルミ製のスーツケースに入れて運搬する。

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①ワイド用カメラ
②マクロ用カメラ
③光ファイバーケーブル
④タコ足コンセントと延長ケーブル
⑤バッテリー充電器
⑥アーム&クランプ
⑦ワイド用フラッシュ/UFL-2
⑧マクロ用フラッシュ/UFL-3

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それぞれの機材は梱包用のエアーパッキンで何重にも包む。

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フラッシュや防水ケースの水密用Oリングは外して、小さなジップロックにしまっておく。特にドームポートはハウジング内に高い気圧が残り、ドームポートのガラスレンズが脱落するトラブルが起こる可能性があるので注意。

航空機搭載時は、チェックイン時に預ける場合でも手荷物として機内に持っていく場合でも、必ずメイン開口部のOリングは外しておくか、ポートを外して収納するか、いずれかの方法を講ずる必要がある。

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外したOリングを収納し忘れたり、外したことを忘れてそのまま水中に持って行ったり、うっかりミスに気をつける。

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すべての機材をエアーパッキンで包んだ状態。 裏フタ側にもエアーパッキンを入れ込んである。

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いろいろなスーツケースやハードケースを今まで使用してきたが、結局最後に行きついたのがこのメーカーのケースだった。

ごっつい精密機械用のハードケースは重いし、ハードなため雑に扱われることが多い。ポリカーボネートのスーツケースは、軽くて見た目が良いが、よく割れる。

このアルミ製のケースは柔らかいのですぐに凹みがつくが、割れることはない。人気のケースなので、ターンテーブルで間違われて持って行かれそうになるのが欠点だ。

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リチウムイオン電池の取り扱いは十分に注意が必要。航空会社によって、ルールが違う場合がある。

水中用のトーチは、バッテリーを外して機内持ち込み。デジタルカメラ用の予備電池も機内持ち込み。

それぞれ、ショートしないようにケースに入れておくことが必要。


清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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