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  自然写真家・高砂淳二氏が世界のさまざまな海で出会った魅力たっぷりのシーンを、旅の体験談と共にお届けします。

〜第30回 黄の世界〜

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YELLOW

モルディブブルーに染まって深い海の中層を泳いでいると、ときどき気持ちのいい黄色の点が、無数に入り乱れながら近づいてくることがある。イエローバックフュージラーだ。黄色い点はあっという間に透視度の中まで入ってきて、それらが美しいブルーの体に入った背中の黄色いラインだったということが分かる。

群れは少しの間、僕らダイバーの周りを嬉しそうに回って、またサーッとブルーの中に消えていく。黄色のラインが、ブルーに染み込みきれずに最後まで残像のように残っている。まるで“幸せを運ぶ黄色いリボン”のように、海での歓びを運んできてくれて、そして去っていくのだ。

海の中では、ブルー系から順に色が失われるが、黄色はかなり最後まで頑張って残っている。透明度の低い海の中で、前を進むダイバーの黄色いフィンだけがペコペコと上下するのを見たことのある方も多いだろう。僕などは、魚たちにあまり目立ちたくないので、フィンもウェットもBCも黒だけれども、いつも誰かに見守っていて欲しい初心者の方は、なるべく多くの黄色を身につけて、安全にダイビングを楽しむのがいいですよ。

PADIの冊子『ダイビングパラダイス』2014年版でも
色鮮やかな「うみのいろ」をチェック!

phPADIの冊子『ダイビングパラダイス』では、高砂淳二氏の写真で、様々な「うみのいろ」を紹介しています。ダイバーだからこそ体験できる色鮮やかな海の世界を、美しい写真でご堪能ください。 

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※写真をクリックすると大きな画像が見られます

撮影こぼれ話

今、新幹線の中でこの原稿を書いている。

「黄色、黄色・・・。」と思いながら窓の外を眺めていたら、黄色のジャケットを着た工事現場の人たちが集まって朝の体操をしているのが目に飛び込んできた!

そう、黄色はいろんな意味で注意を引く色なのだ! イチ・ニー・サン・シー。黄色い腕がチカチカと上下している姿に、目が釘づけになってしまった・・・。


高砂淳二

高砂淳二 プロフィ−ル

たかさご じゅんじ。自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。 ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。 海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、自然全体の繋がりや人とのかかわり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。
著書は、月の光で現れる虹を捉えたハワイの写真集「night rainbow 〜祝福の虹」(小学館)をはじめ、「虹の星」、「free」、「BLUE」、「life」(ともに小学館)、「ハワイの50の宝物」(二見書房)、「クジラの見る夢 〜ジャックマイヨールとの海の日々〜」(七賢出版)、「南の夢の海へ」(PIE BOOKS)、「Children of the Rainbow」(小学館)、「そら色の夢」、「Penguin Island」(PIE INTERNATIONAL)、エッセイ集「夜の虹の向こうへ」(小学館)など多数。2014年5月には写真集「ASTRA」(小学館)が発売。
「太平洋島サミット記念写真展"PACIFFIC ISLANDS"(コニカミノルタ・プラザ)」 、ザルツブルグ博物館、渋谷パルコ、阪急百貨店など、写真展多数開催。

◆高砂淳二 オフィシャルウェブサイト  http://www.junjitakasago.com
◆高砂淳二 オフィシャルブログ http://junjitakasago.com/blog/
◆高砂淳二 Facebookページ http://www.facebook.com/JunjiTakasago


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