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東北の海は今 〜続く復興支援活動〜

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2011年3月11日の東日本大震災から16カ月。東北の海は今、どのようになっているのか。「くまちゃん」こと佐藤寛志さん(PADIメンバーNo.480057)やPADIコースディレクターの竹林真さんらが中心となって東北の復興支援活動を行なう《三陸ボランティアダイバーズ》に参加し、現地の今を見てきました。

昨年の秋に訪れて以来の東北でしたが、新たな建物ができるなど復興が進んでいる場所がある一方で、一年前とほとんど状況が変わっていない場所も多く、ガレキの山も至る所に。また、海の中については手つかずのところがほとんどで、まだまだ復興への道が始まったばかりであることを実感しました。

《三陸ボランティアダイバーズ》では、震災後いち早く復興支援活動をスタートさせ、現在に至るまで継続して活動。各漁協から要請を受け、港の中のガレキ撤去などを行なっています(《三陸ボランティアダイバーズ》についての詳細はこちら)。今回は大船渡市吉浜での海中清掃を行なってきました。

海の中に入ると、目の前には一面の海草畑。海底がコンブやワカメ、ホンダワラなどの海草に覆われ、自然の回復力の強さを感じさせます。その周囲を魚たちが泳ぎ、一見すると海の中は元の姿を取り戻したかのようです。

しかし、海草を掻き分けてみると、海底にはさまざまなものが沈んでおり、今回見つけたものだけでも、定置網や製氷施設の一部、長いパイプ、タイヤ、アンカーなどなど。絡まっているロープや網をダイバーが水中で切り、陸上班が引き揚げます。大きなものは人の手では引き揚げられず、クレーンなどの重機を使うことも。

今回、《三陸ボランティアダイバーズ》の活動に参加して感じたのは、プロダイバーと一般ダイバー、そしてダイバーではない人も一体となって活動しているということ。それぞれが自分にできることを役割分担し、効率的かつ安全に作業が進められていました。また、仮設住宅に住む方々や漁師など現地の方たちとコミュニケーションを取りながら、明るく元気に活動しているのも印象的でした。

改めて大切だと感じたのが「忘れないこと。支援し続けること」。私たちにお手伝いできることはまだまだたくさんあると思います。ボランティア活動に限らず、東北の物産を購入するとか、現地に観光で訪れるというのも大きな支援。この先も長く続く復興への道のりですが、自分たちにできる協力の仕方を考えたいですね。

美しい東北の海を、再びファンダイビングで潜れる日がいち早く訪れることを願って。。。

写真・文/鴫谷隆(PADIジャパン)

PADIディスティンクティブ・スペシャルティ 「SVD復興経過観察プログラム」にも注目!

このコースは、東日本大震災の被災地である岩手県、宮城県を中心とした三陸沿岸で、震災後現地で実施されている漁業環境およびレジャーダイビング環境の復興活動について理解しようというもの。また、関連するボランティア活動等に継続的に参加することにより、震災後の現地の復興状況を経過観察し、水中生物や水中環境の現状を知り、ダイバーとして今後行なうべき行動を検討することも目的としています。興味のある方はぜひご参加ください。

⇒第1回講習会の模様はこちら

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