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震災から4年半、東北の海の今

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海底に沈んでいた船外機を引き揚げる佐藤さん。まだ多くのガレキが海の中には眠っていました。

東日本大震災から4年半が経った9月中旬、今年も東北に潜りに行ってきました。

訪れたのは昨年と同じく、岩手県の大船渡。被災した三陸沿岸部の復興を目指して活動し、PADIディスティンクティブ・スペシャルティ・コース「SVD復興経過観察プログラム」も開催している《三陸ボランティアダイバーズ》の「くまちゃん」こと佐藤寛志さん(PADIメンバーNo.480057)に今回も現地を案内してもらいました。

昨年9月に「浪板海岸」に潜った際には、再生した自然の豊かさに感動しましたが(昨年のレポートはこちら)、今回潜ったのは同じ「浪板海岸」でも、これまで防波堤工事が行なわれていたため、ダイバーによるガレキ撤去作業がほとんど行なわれていないエリア。そのため、海の中にはいまだ多くのガレキが沈んでおり、今回の作業でも船外機やパイプなどを引き揚げました。

東北の海が元の豊かな自然を取り戻すにはまだ道半ばであり、私たちダイバーが協力できることもたくさんあると改めて実感しました。

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今回バディとなって一緒に潜った、綾里漁協小石浜養殖組合の佐々木淳さん(写真左)。組合のホタテ部長として活躍中

心強いのは、東北の海の復興が、漁師とダイバーが一緒になって進められているということ。今回一緒に潜った綾里漁協小石浜養殖組合の佐々木淳さんは、海のガレキ撤去をするボランティアダイバーの姿を見て、「自分自身でも海をきれいにしたい」という想いからダイビングのCカードを取得。ほかにもダイビングに興味を持つ漁師が増えてきているそうで、今後が楽しみです。

今回訪れた9月はちょうど稲の実りの時期で、金色に輝く稲穂が揺れる穏やかな風景を見ていると、震災は遠い過去のよう。その一方で、海岸線に車を走らせれば、至るところに嵩増しの土がうず高く積まれ、堤防工事が行なわれているなど、今も復興に向けての作業が続いていることがわかります。

これからも「振興」のための観光と「復興」のためのボランティアの両方で協力していけたらと思います。

(レポート/鴫谷隆)

 

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ダイビング後は、三陸鉄道南リアス線恋し浜駅の側に今年8月1日にオープンした「恋し浜ホタテデッキ」でのんびり。恋し浜ホタテのバーベキューを味わいながら漁師や地元の人との交流も楽しめます。恋し浜駅の横にはバラの新品種「恋し浜」の可憐な姿も。夜は《ノイ・マーレ》で自家薫製のサンマのピザや恋し浜産ホタテと甘エビのアヒージョなど、地元の食材を使った料理に舌鼓♪

情報掲載日:2015年10月8日

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