デジカメ上達クリニック〜第29回 ミラーレス一眼と水中撮影 その8
水中世界の感動を写真を残そう!

デジカメ上達クリニック

-第29回- ミラーレス一眼と水中撮影 その8
マクロ撮影 クローズアップレンズを使う②


今月のお手本
◆カメラ:OLYMPUS E-PL3
◆レンズ:M.ZUIKO DIGITAL14-42mmF3.5-5.6
◆プロテクター:PT-EP05
◆撮影モード:水中マクロ
◆絞り値:F8.0
◆シャッター速度:1/80
◆露出補正:-1.0EV
◆ISO:200
◆フラッシュ:ON
◆WB:水中WB
◆クローズアップレンズ:PTMC-01&MPCU-02
◆撮地:沖縄/慶良間

前回は、カメラ購入時にカメラにセットされてくるレンズで、安価で守備範囲の広いレンズ「14-42mm標準ズーム」に水中用クローズアップレンズを装着して、標準ズームレンズ単体とズームレンズ&水中用クローズアップレンズの併用との倍率の違いや写り方の違いを解説した。近づいても逃げない被写体への高倍率撮影に水中用クローズアップレンズが役に立つことがおわかりいただけたと思う。
今回は、水中用クローズアップレンズの種類と重ね付けについて解説したい。 現在入手可能な水中用クローズアップレンズには、特殊なものを除いて2種類ある。倍率の高いF=100mm、若干倍率が低いF=165mmの2種類だ。Fの数値については難しい説明が必要になるので、今回は触らないでおく。
たいていのクローズアップレンズにはレンズの前後にネジが切られており、必要に応じて重ね使いが可能だ。マスターレンズの最短撮影距離にもよるが、「重ねて使うと倍率が上がる」と理解してよい。ただし、前回も解説したがクローズアップレンズによる倍率アップは被写体に近づくことによって大きく写すことになるので、倍率が大きくなればなるほど被写体に近づくことにもなる。
という訳で、私は普段マクロ撮影には、異なる倍率の2つの水中クローズアップレンズを 携行している。クローズアップレンズは、傷がつくと画質に影響があるので、BCのポケットなどに入れず、レンズホルダーなどを利用する。

水中クローズアップレンズのいろいろ

◆PTMC-01 F=165mm
比較的倍率は高くないので、MZD60mmMACROレンズ使用時、最短撮影距離で撮影中、ほんの少し寄りたい!という場合などに便利。

◆MPCU-02 F=100mm
倍率を稼ぎたい! とにかく大きく写したい!というときに便利。
最短撮影距離の長い標準ズームレンズとの相性が良い。
MZD60mmレンズは最短撮影距離が短いので、MPCU-02を使うと被写体にかなり近づくことになる。

クローズアップレンズ比較  (写真をクリックすると大きくなります)

●その1



M.ZUIKO DIGITAL
14-42mmF3.5-5.6Ⅱ


M.ZUIKO DIGITAL
60mmMacro F2.8


ZUIKO DIGITAL
50mmMacro+EC20

●その2



M.ZUIKO DIGITAL
14-42mmF3.5-5.6Ⅱ


M.ZUIKO DIGITAL
60mmMacro F2.8


ZUIKO DIGITAL
50mmMacro+EC20

●その3



M.ZUIKO DIGITAL
14-42mmF3.5-5.6Ⅱ


M.ZUIKO DIGITAL
60mmMacro F2.8


ZUIKO DIGITAL
50mmMacro+EC20

失敗フォト+クリニック


傷がついたPTMC-01。
BCポケットに入れる際にファスナーと接触、傷がついた。
ここまで傷がつくと買い替えるしかない。

使用しないときは、ケースに保存。
使用時は、レンズホルダーにセットしておくと、水中に忘れたり、持っていくことを忘れたり、傷つけたりしない。
写真は、MPレンズホルダー67

清水 淳 Profile


しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員
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