デジカメ上達クリニック〜第46回 撮りたいこの一枚 メキシコ・カンクン/ビーチ編
水中世界の感動を写真を残そう!

デジカメ上達クリニック

-第46回- 各地のダイブサイトで撮りたいこの一枚
メキシコ・カンクン/ビーチ編


今月のお手本
◆カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1
◆レンズ:ZUIKO DIGITAL8mmFISH EYE
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F11.0
◆シャッター速度:1/800
◆露出補正:+0.3EV
◆ISO:AUTO(200)
◆フラッシュ:OFF
◆WB:水中WB

2014年5月から、各地のダイブサイトで撮りたい水中写真をピックアップして、その撮影手法について解説&紹介していく企画がスタートした。一年を通していろいろなダイブサイトへ撮影に行くが、それぞれのポイントで様々な水中撮影の楽しさに出会う。その時々に感じた気持ちを作品にしながら、いかに簡単に楽しく撮影するにはどうしたら良いか?といった観点で話を進めていきたい。

今月は、日本の裏側メキシコ・カンクンのビーチ撮影について解説する。アメリカで乗り換えてメキシコ東部のカンクンまで、ほぼ1日かけての移動になる。短いロケ期間中、日中はダイビングに出かけていて、太陽がカンカンのビーチに出られるチャンスがないが、到着日や最終日などはビーチでの撮影で楽しめる。独特の青さを持つカリブ海のブルーを、半水面や真っ白なビーチの砂とのコラボで切り取りたい。朝から暗くなるまで思いっきり撮影を楽しんだ。

カンクンのビーチ

カンクンのホテルゾーンの目の前に広がるビーチ。 ビーチの白さと抜けるような青い空を撮るなら夏場がオススメだ。 日本と同じで冬季は太陽のパワーが弱くなりコントラストの効いた写真になりにくい。

パブリックのビーチもあるが、ホテルゾーンのカリブ海側のホテルに宿泊して撮影したい。 ハウジングにカメラを出し入れたり、レンズを交換したり、休憩したりと「お部屋の目の前がプライベートビーチ」であるメリットは高い。

カメラの設定

感度はISO200-1600の間で自動選択してくれるAUTO。
ホワイトバランスは、
陸上:晴天WB
室内:AUTO
星:4200K
ビーチ撮影ではPLフィルターを用意する。

半水面は水中ワイドモードだが
陸上撮影はプログラムオート

撮影方法

ビーチ、波の中の半水面写真では、ポート面に水滴が残らないように中性洗剤を使い、清掃と界面活性効果を狙う。ポート全体に塗って、指でレンズを洗う感じ。

レンズはフィッシュアイレンズを使う。 フォーカスはオートのままだとポート直前の波や水滴を拾うので、あらかじめAFロックでホテルの建物に合わせておくか、マニュアルフォーカス&フォーカスギヤでピントを合わせたいものに合わせておく。 半水面写真は、「水中ワイドモード」のままフラッシュOFFにセットする。 露出は±0.0~+0.3EV。

望遠レンズ

望遠レンズで、海の青さと波の白さを生かしたモデルさん撮影。

E-M1/M.ZUIKO DIGITAL40-150mm/+0.3EV

夜景撮影

手ぶれに強いカメラなら、感度をAUTOに設定しておけば夜景撮影も手持ちでOK。

E-M1/M.ZUIKO DIGITAL12-40mm/+0.3EV

星空写真

星空写真
最近のカメラは、星を簡単に撮る機能が付いている。
難しい知識なしでOK!
三脚は必要だ。

E-M5 MARKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL12-40mm ライブコンポジット

清水 淳 Profile


しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員
⇒オフィシャルサイト

PADIトラベルネットワーク

ページトップ