デジカメ上達クリニック〜第55回 プロカメラマンの道具箱 機材の運搬・その2 | PADI
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デジカメ上達クリニック

-第55回- プロカメラマンの道具箱
機材の運搬・その2


今月の道具箱

ダイビングギアの収納の仕方

「プロカメラマンの道具箱」として私が普段仕事で使っているいろいろな道具をカテゴリーに分けて紹介していく。水中用カメラから始めて、海外ロケに持って行く時はどうするのか? 夕景や夜景を撮る時は何を使っているか? ダイビングギヤはどんなのを使っているの? 皆さんがいろいろと興味を持っていると思われる「道具」を隠すことなくお見せしたい。

今月は、航空機を使った移動時に役立つ、ダイビングギヤの収納の仕方を解説する。ただし、あくまでも運搬時の荷物の軽量化に重点を置いた考え方だということをご理解いただきたい。一般的なダイビング撮影では皆さんが使っているものと同じ、通常のダイビング器材を使用している。今回良いチャンスなので、私が使っているダイビング器材もお見せしたい。本来は、命を預ける大切な機材なので、しっかりとしたハードケースで運搬したいところだが、重量を抑えるにはメッシュバックをうまく利用する。レギュレーターやマスクなど破損しやすい器材は、ウェットスーツを緩衝材として利用する。最終的には汚れ防止にビニールのカバーもしくは大きなゴミ袋をメッシュバックの外側に被せるのがコツ。 ロストバゲージになった場合に確実に手元に戻ってくるように、大型のネームタグを作成して取り付ける。

①BCD
②レギュレーター
③フィン
④マスク
⑤ウェットスーツ
⑥スノーケル

清水淳のダイビングギヤ

◆BCD

ダイビングを始めて30年経つが、当時から同じメーカーの同じようなモデルを使っている。

◆レギュレーター

トランスミッター付きのレギュレーター。1STステージの材質がチタン製。2NDステージが強化プラスチックなので軽量だ。

◆マスク

マスクも30年来、同様のモデルを使っている。 フィンやマスクなどゴム製品は、2年に1度くらいの頻度で交換している。 最近は年間のダイビング本数が減ってきたが、それでも年に4~500ダイブしている。

◆フィン

フィンも長い間、同じモデルを使っている。ドライスーツでもこのフィンが使えるように、ブーツをソフトタイプにしている。水中での取り回しを重視して、あまり長くないフィンをチョイス。流れが強いポイントに行く場合は、フレックスをハードタイプでチョイスしている。

収納の仕方

破損しやすいレギュレーターとマスクはフードベストの中に入れる。マスクはケースに収納。

レギュレーターとマスクを収納したフードベストをBCDの中に入れる。BCDのエアは完全に抜く。できるだけコンパクトに。

レギュレーターとマスクが入ったフードベストをBCDに入れて、そのBCDをウェットスーツの中に入れる。

メッシュバックの一番底にフィンを入れる。互い違いに入れるのがポイント。

フィンが入ったメッシュバックの中に、ダイビング器材を詰めたウェットスーツを入れる。着替えやビーチサンダルなどもこのメッシュバックに入れる。

大型で丈夫なネームタグを製作して取り付ける。ひとつが取れても、もうひとつが残るように、2つネームタグを付けている。

清水 淳 Profile


しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員
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