水中世界の感動を写真を残そう!

デジカメ上達クリニック

-第58回- プロカメラマンの道具箱
機内持ち込みバッグ


今月の道具箱

  1. 水中撮影用LEDバッテリー
  2. 陸上撮影用カメラ&交換レンズ
  3. SDカード&カードホルダー
  4. フィルター
  5. PC&タブレットPC
  6. USBチャージャー
  7. イヤホン
  8. リモコンレリーズ
  9. ポータブルハードディスク&モバイルバッテリー

「プロカメラマンの道具箱」として私が普段仕事で使っているいろいろな撮影道具をカテゴリーに分けて紹介していく。水中用カメラから始めて、海外ロケに持って行く時はどうするのか? 夕景や夜景を撮る時は何を使っているか? ダイビングギヤはどんなのを使っているかなど? 皆さんがいろいろと興味を持っていると思われる「道具」を隠すことなくお見せしたい。

今月は、ロケに持っていく荷物の中で、機内持ち込み用のバッグとその中身を紹介する。機内やロケ地でもオフィスにいる時とほぼ同程度の仕事ができるようにいろいろなツールを持っていきたいのだが、航空機の機内に持ち込めるバッグは重さも大きさも限られる。交換レンズや各種フィルター、陸上撮影用のカメラはこのバッグに収納する。カメラの予備バッテリーや水中撮影用のLEDライトのバッテリーなどリチウムイオン電池もハンドキャリーが基本だ。パソコン、タブレットPC、ポータブルハードディスク、モバイルバッテリー、USBチャージャーなどいろいろなツールを詰め込む。航空会社スタッフの前では軽そうに見せてるこのバッグは相当の重量になる。

いつも同じバッグに同じツールを詰め込んで、細かいスペアパーツもバッグに入れたままにしている。忘れ物がないようにチェックリストを作ると良い! 電源プラグアダプターや延長コードはバックアップも含め、水中用のカメラを入れる大型バッグに入れたままにしてある。長年のロケ生活で「アレがない! これがない! これが壊れた」とかいろいろなトラブルがあってここに行き着いた。みなさんの場合、ここまで用意する必要はないかと思うが、ぜひ参考にしていただきたい。

バッグ:SWANY T-300

44Lのやや大型の4輪キャリーバッグ。
安価で軽量ボディと堅牢性を兼ね備え、使いやすい。
これで2台目。

LEDライトやカメラのリチウムイオンバッテリーは、航空機へ預けることができないので機内に持ち込む。バッテリーはショートしないようにカバーやケースを使用する。

陸上撮影用のカメラや交換レンズは緩衝材に包んでこのバッグに収納する。
レンズの本数が多くなる場合はリュック型のカメラバッグを追加してレンズを持ち込む。

SDカードは耐ショック性に優れたケースに収納して持ち込む。
予備は十分に用意して、毎日バックアップをとる。SDカードの種類によってアダプターを用意する。

レンズフィルターは、想定される撮影シーンに合わせて準備する。
海辺での撮影が多いので、使用するレンズの口径に合わせて、すべてのレンズにPLフィルターを用意している。

機内でもロケ先でもオフィスでも、いつでも作業ができるように、持ち運びを重視した13inch/MacBookProをメインに使う。
モバイルキーボードを併用するタブレットも便利だ。最近のカメラにはwifiが搭載されているので小型のタブレットがあると画像チェックに便利だ。

モバイルストレージ(HDD)は300GBのものを使っている。充電式のモバイルバッテリーは機内やトランジットでの電源確保に役立つ。
USBチャージャーは2系統式が何かと便利。

イヤホンは紛失しないように有線タイプを使用している。iPhone7でイヤホンを使いながら充電が可能になるアダプターは必需品。

  1. 各国のSIMカード(台湾、モルディブ、インドネシア)
  2. 緊急用モバイルバッテリー/単3バッテリーで駆動する
  3. 小型wifiルーター(ホテルの部屋にwifiが無い時に有線からwifiを構築する)
  4. レギュレーターの高圧トランスミッター用スペアバッテリー
  5. 予備イヤホンイヤーピース
  6. インターネットケーブル
  7. マルチカードリーダー

清水 淳 Profile


しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員
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