親子でダイビングを楽しもう!~ファミリーダイビングのススメ~

子どもが参加できるプログラムの規準と制限のまとめ

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親子でダイビングを楽しみたいと考えている人に多い質問が「子どもは何歳からできるのか?」、「子どものダイビングに何か制限はあるのか?」といったもの。このページでは、PADIの各プログラムで定められている年齢の規準や、年齢によるダイビングの制限について解説します。

Cカード(ライセンス)を取得できるのは10歳から

PADIのCカード(ライセンス)を取得してダイバーに認定されるには、成長期における水圧の影響などを考慮し、10歳以上である必要があります。10歳以上15歳未満は「ジュニア・ダイバー」認定となりますが、規準に特別な定めのない限り、深度制限を除いて、すべてのコース必要条件がジュニア・ダイバーに適用され、成人と同じく達成ベースでの認定となります。各コースに参加できる年齢は以下の通りです。

◆ジュニア・スクーバ・ダイバー・コース:10歳~

◆ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー・コース:10歳~

◆ジュニア・アドベンチャー・ダイバー・コース:10歳~

◆ジュニア・アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コース:12歳~

◆ジュニア・レスキュー・ダイバー・コース:12歳~

※すべてその年齢に達した日(誕生日)より受講を開始することができます。

※ダイビングができる年齢には達していないものの、親子で少しでも早く海を楽しみたいという場合は、スノーケリングから始めることもできます。年齢制限はなく、スノーケルから呼吸ができれば、一緒に海の世界を楽しむことができます。ただし、安全のためスノーケリングの際は、親子共にライフジャケットを装着しましょう。
⇒詳しくはこちら

ダイビングの体験は8歳から可能

Cカード(ライセンス)を取得するのではなく、ダイビングを“体験”してみるだけであれば、8歳から以下のプログラムに参加して体験することができます。

◆8~9歳:バブルメーカー
水深2mまでのプールで、初めて"水中で呼吸する"という冒険を体験するプログラムです。

◆10歳~:ディスカバー・スクーバ・ダイビング(体験ダイビングプログラム)
プールもしくは海況が安定した海(水深6mまで)でスクーバ・ダイビングを体験(+オプションで水深12mまでの海でのダイビングが可能)

年齢によるダイビングの制限

「ジュニア・ダイバー」認定の場合、ダイバーとして海を楽しむ際にも、年齢によって以下のような制限があります。

◆10~11歳
深度:最大12メートル
認定後:親、保護者、またはPADIプロフェッショナルと一緒に最大深度12メートルまで

◆12~14歳
深度:ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーは最大18メートル、継続教育は最大21メートルまで
認定後:成人の認定ダイバーと一緒でなければならない。


「ジュニア・ダイバー」認定の場合、Cカードに制限事項が記載されています。

ジュニア・ダイバー認定からのアップグレード

ジュニア・ダイバー認定を受けたダイバーは、15歳以上になると、成人のダイバー認定にアップグレードすることができます。。

1.同一ランクの成人認定へアップグレード

・ジュニア・スクーバ・ダイバー → PADIスクーバ・ダイバー

・ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー → オープン・ウォーター・ダイバー

・ジュニア・アドベンチャー・ダイバー → アドベンチャー・ダイバー

・ジュニア・アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー → アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー

・ジュニア・レスキュー・ダイバー → レスキュー・ダイバー

⇒お近くのPADIダイビングショップで申請書に記入するか、直接PADIに再発行手続きをすることでアップグレードできます。

※認定カードに有効期限はなく、ジュニア・ダイバー認定を受けたダイバーは、15歳以上になればいつでも、申請するだけで同一ランクの成人のダイバー認定にアップグレードしてダイビングを楽しめますが、しばらくダイビングからブランクがある場合は、《スクーバ・リビュー・プログラム》を受講するなどして、ダイビングに必要な知識とスキルを再確認したうえでダイビングすることをおすすめします。

2.参加前条件を満たす上のランクの講習を受け、成人のダイバー認定を受ける

例えば、ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー認定を受けていれば、15歳以上になると、それを参加前条件として、アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講し、成人ダイバーの認定を受けることが可能です。

※各コースの参加前条件やコース内容については、お近くのPADIダイビングショップにお問い合わせください。


問い合わせ:マーケティング部


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