RICOH「THETA」で水中360度撮影に挑戦!

-第3回- 360度「動画」撮影のポイント

第2回でもご説明しましたが まず以下の準備をしておくことをお勧めします。

THETAシリーズは、本体側面のWiFiボタンを押しながら電源を入れることでセルフタイマーモードに入ることができますが、水中ハウジングTW-1ではWiFiボタンを押すことができないため、一度電源を切ったりスリープモードに入ってしまうとセルフタイマーモードがキャンセルされてしまい、水中でセルフタイマーモードに戻れません。これに対する対処法として、THETA Vにプラグインソフトをあらかじめインストールしておくことで水中で自由にセルフタイマーをON/OFFすることができるようになります(THETA SCにはプラグインソフトのインストールはできません)。

・対象機種:THETA V
・準備するもの:PCとPCアプリ「RICOH THETA」が必須
・インストール方法:
1. PCとTHETA本体をUSB接続し、以下URLよりプラグイン「Self-timer Locked」をダウンロード。
THETAプラグインストアURL https://pluginstore.theta360.com/
2. インストール完了後、スマホとTHETA本体を接続し、起動するプラグインとして「Self-timer Locked」選択。
3. 電源オンの状態で、Modeボタンを長押しすると、プラグインが起動。
※「Self-timer Locked」が起動した場合には、正面ランプが白くなります。

●動画撮影のテクニック

上記のセルフタイマーアプリをインストールして、セルフタイマーで撮影できる状態にしておきます。シャッターチャンスを逃したくない時には直接 シャッターボタンを指で押して撮影した方がいいですが、動画撮影には基本この撮影方法が向いていると思います。

動画撮影には自撮り棒があった方が良いと思います。使い方としては自撮り棒をまっすぐ持って手を伸ばして撮影すると撮影者はあまり映らずに周りの景色、人物だけが映る(黒島映像参考)自分も写りたい場合は少し手を下げることで自分も写ります。

自撮り棒をできるだけ長くして泳いでる自分と直角に自撮り棒を持ち、シータを上に向けると 俯瞰で自分を見ている映像になります。

カメラを持つ向きは シータのレンズを左右にした状態で撮影することでバランスよく光が入りますが、被写体をしっかり写したいときは レンズを上下にした状態で撮影した方が良いです。メインの被写体にシータのシャッターボタンと反対側のレンズを正対させるとメイン被写体が一番きれいに撮れます。

自撮り棒を持って泳ぎながら動画を撮影する時にまっすぐに持った手を左右に動かしたりすると後で動画を見ても酔ってしまうような映像になるので 一度録画開始したら できるだけ同じ向きで撮影した方がいいです。

●撮影に関しては

録画時間は スマホやPCなどに取り込むのにも時間がかかるため、1カット30秒から1分くらいで撮影した方が処理がしやすいです。

広角レンズなのでできるだけ被写体には近づいた方がよく、また群れなどがいる場合は自撮り棒を群れの中に突っ込むように撮れると後で迫力のあるシーンになります。

また、水中三脚を使って 群れの中や 海底などにおいてみるのも自然な魚の動きを後で楽しむことができます。その際はサンゴの上などには置かないよう注意が必要です。魚たちは人間がいると隠れてしまいますが、三脚を置いてセルフタイマーでシャッターボタンを押し、少し離れて観察すると自然な姿が観れると思います。

撮影のアイデアとしては 群れの中にシータを入れて見たり、360度前後上下左右撮れているので 中性浮力をしっかりとって 自分の周りにバディや仲間と一緒に泳いでいるところなども後で動画で見るととても楽しめます。スノーケリングでも 浅瀬の光が入る海で一緒に素潜りをして見るのも手軽でお勧めです。(黒島動画参考)洞窟などに入る映像は あとでVRゴーグルで見ると水中を探検している様子がうまく伝えられると思いjます。

シータで私が最も使用しているのは動画です。またシータには最も向いているのだと思います。ダイビングログ的にも使えます。その日潜った仲間全員が写ってるのでアフターダイブでもう一度ダイビングしてる感覚になると思います。

通常の防水カメラやアクションカムなどは撮影している方角しか撮影できていないですが、シータなら全方向撮影できているので 後で見るときに自撮り側や上側、下側などいろんな角度で見ることができ、何度も再生して動画を楽しむことができます。

スマホやタブレットで見て皆で楽しめること またVRゴーグルを使うと、よりリアルに水中の世界を感じていただくことができる、ダイビングの浮遊感を味わってもらうことができると思います。

北島清隆プロフィ-ル

北島清隆 Kiyotaka Kitajima
石垣島在住のIsland Photographer
沖縄の島々を巡りながら、海と島と空の彩りとやすらぎの沖縄をテーマに水中から空撮まで写真や映像を撮り続けている。
主な著書に、沖縄全島を撮影した絶景集「秘密の沖縄スポットガイド」エクスナレッジ刊がある。
(社)日本広告写真家協会正会員

公式サイト http://okinawa-island.photos
Instagram @kiyotaka_kitajima_photo

ページトップ