クリスマスを感じる海の生き物5選

海の中のクリスマスを楽しもう!

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11月も後半になると街はすっかりクリスマスの雰囲気に。クリスマスツリーも飾られるなど、この時期ならではの光景を楽しむことができますが、海の中でもクリスマスを楽しむことができるのをご存じですか? 今回は海の中でクリスマスを感じるのにおすすめの生き物5 選を紹介します。ぜひクリスマスシーズンにダイビングで会いにいってみてはいかがでしょうか?

海の中のクリスマスツリー
イバラカンザシ

海の中でクリスマスを感じる生き物として真っ先に思い浮かぶのがイバラカンザシ。英名は「Christmas tree worm(クリスマスツリー・ワーム)」といい、小さなクリスマスツリーのように見えます。一見すると植物のようですが、れっきとした動物。カンザシゴカイ科に属する多毛類の動物(ゴカイの仲間)で、鰓冠(さいかん)から糸状の触手を伸ばしプランクトンを捕らえます。クリスマスツリーのように見えるのはその鰓冠で、赤や黄、青、緑などさまざまな色があり、群生している様子はまるでお花畑のよう。伊豆半島や紀伊半島など近場の海でも見られますが、水流などで刺激を受けるとすぐに引っ込んでしまうので、そっと近づいて観察するようにしましょう。

サンタのようなかわいらしいエビ
シロボシアカモエビ

西部太平洋やインド洋に分布し、日本でも沖縄などで見られるかわいらしいエビ。体は赤く、白の水玉模様が印象的。また足の先が白いのも特徴で、別名「ホワイトソックス」とも呼ばれます。まるでサンタクロースのような色合いで、クリスマスにぴったりの生き物といえるのではないでしょうか。他の生物の口腔内や体表の寄生虫などを食べる「クリーナーシュリンプ」として知られており、水中写真の被写体としても人気。このほかエビの仲間では、伊豆半島や紀伊半島などの近場の海で見られるオトヒメエビも、白と赤のストライプがクリスマスのキャンディケインのようで、クリスマスらしい生き物といえます。

突き出た2 本の棘がトナカイのよう
コンゴウフグ

インド洋や西太平洋の熱帯・亜熱帯海域に生息しているハコフグの仲間で、目の上と尻びれのあたりに、それぞれ1対の棘が伸びているのが特徴。この棘は成長するにつれて伸びていきますが、老成すると逆に短くなるのがユニークです。幼魚は黄色味が強く特にキュート。海外では「Longhorn cowfish」と呼ばれており、2本の角がトナカイの角のように見えることから「トナカイフグ」の愛称でも親しまれています(ちなみにコンゴウフグの名前の由来は、頭部と尻ビレの棘が古代インドの法具「金剛杵」 こんごうしょ に似ていることからだとか)。フグ類の中でも強い毒性を持っています。

クリスマスの定番ケーキのようなウミウシ
ブッシュドノエルウミウシ

クリスマスのケーキの定番といえば切り株の形をした「ブッシュドノエル」ですが、それにそっくりなウミウシが「ブッシュドノエルウミウシ」。台湾、フィリピン、インドネシアなどの熱帯・亜熱帯海域に生息するウミウシで、日本でも奄美大島や沖縄などで観察されています。体長は最大20cmにもなる大型種で、海底をゆっくりと這っている様子はなかなかの迫力。灰黄色の体に、白色や褐色の線模様が縦走しており、その模様がブッシュドノエルに似ていることから、この名前が付けられたといわれています。カイメンを餌としており、ピンクの花びらのような卵塊がとてもきれいなことでも知られています。クリスマスシーズンにぜひとも会いたいウミウシですね。

海の中の星といえば・・・
ヒトデの仲間

普段のダイビングで当たり前のように見ているヒトデの仲間ですが、クリスマスを意識するとちょっと特別な存在に。きれいな星形をしたヒトデは、クリスマスツリーの星型のオーナメントを連想させます。色のきれいなジュズベリヒトデ(写真)や、かわいらしい星形をしたコブヒトデ、身近なところでは青や緑に赤が散りばめられたような体色がきれいなイトマキヒトデなど、いろいろなヒトデがいますので、お気に入りのヒトデを見つけてみてはいかがでしょうか?

水中クリスマスツリーが楽しめるダイビングエリアも!

海の中でクリスマスを楽しみたいという人には、各ダイビングエリアに設置される水中クリスマスツリーを狙うのもおすすめ。代表的なエリアでは、伊豆半島では大瀬崎、黄金崎・安良里、伊豆海洋公園、富戸など、紀伊半島では串本や白浜などで、11 月下旬から12 月にかけて水中にクリスマスツリーが設置されており、この時期ならではのダイビングを楽しむことができます。サンタやトナカイの衣装が貸し出されていたり、電飾が点灯されたりと、各エリアでそれぞれ工夫を凝らしているので、ぜひ楽しみにいってはいかがでしょうか? 各エリアの水中クリスマスツリーの特徴や設置時期については、現地ダイビングショップ/サービスのウェブサイトやブログでご確認ください。

伊豆海洋公園の水中クリスマスツリー(2021年) ※写真は2021 年の伊豆海洋公園のものです。

問い合わせ:マーケティング部


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