海洋ごみ問題の現状について理解、ダイバーがどのように解決できるか学びます。
わからないことがあれば、担当のインストラクターに質問や相談しましょう。
海中のごみを取り除くため、バディと一緒にダイブプランを立てて、実際に調査ダイブを実施します。
海中から取り除くべきものとそうでないものを適切に判断しながら、進めていきます。
ダイビング終了後、拾ったごみの分別や計測をし、データを報告します。
報告されたデータは、後に研究者や環境保護団体、行政に提供され、海洋のごみ問題の分析や対策のために活用されます。
ダイバーから集められたデータは、以下のマップをクリックして最新情報をご覧いただけます。
スクーバダイビングには、最低限の健康状態と体力が必要です。ダイバーメディカル/参加者チェックシートをダウンロードし、まずは自己チェックをしてみてください。
一般的に、狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患をお持ちの方は特に、また頻繁にぜんそくの発作がある方、貧血や高血圧の方なども、かかりつけの医師とご相談なさっていただき、慎重な判断を仰いでください。また、医師の許可を得られたとしても、最終的にダイビング参加に問題がないかPADI ショップやPADI プロフェッショナルメンバーにご相談ください。
もし、あなた(またはあなたの医師)が医学的にダイビングをしても問題がないか疑問な時は、ダイバーズ・アラート・ネットワーク(DAN)の専門家に相談してみましょう。
PADI(ジュニア)オープン・ウォーター・ダイバー、またはPADIフリーダイバー、PADIアドヴァンスド・マーメイド以上。 または相当する資格。
年齢は12歳以上が参加可能。
Dive Against Debris®はすべての海に限らず、あらゆる水域で実施が可能です。例えば、川や湖の他にも人工的な水域(漁港など)も対象です。ただし、Dive Against Debris®は水中から回収したごみのみをカウントするので、陸上で回収したごみとは分けて取り扱うようにしてください。
はい、できます。PADI(ジュニア)オープン・ウォーター・ダイバー、またはPADIフリーダイバー、PADIアドヴァンスド・マーメイド以上に相当する資格が必要です。
Dive Against Debrisは、ダイバーが力を合わせて、海洋環境保護の一環としてごみ収集を行うことで海洋の健康と美しさを守る活動です。すべての方に受講していただきたいスペシャルティ・コースです。
Dive Against Debrisは市民科学(シチズンサイエンス)プログラムとして確立しており、参加することであなたは市民科学者(シチズンサイエンティスト)の一員になることができ、海洋環境保護に対する具体的な貢献ができます。
ダイバーが実際に海中でごみを収集し、そのデータを提供することで、広範な地域や期間にわたるごみの状況を把握することが可能とし、科学的な研究や政策立案に役立ち、海洋ごみ問題への対策に貢献します。
市民科学(シチズンサイエンス)は、一般の市民が科学的な研究やデータ収集に参加し、科学的な知見の向上や社会問題の解決に貢献する活動のことを指します。Dive Against Debris®は、一般の市民、つまり私達ダイバーが、自らの行動を通じて海洋環境保護に貢献する機会を提供し、科学的なデータ収集と共に意識の啓発や行動の変革を促進するシチズンサイエンスプログラムの一例として評価されています。また、参加したダイバーは「市民科学者(シチズンサイエンティスト)」になれたことになります。