PADIコースに参加する場合、24ヶ月以内にCPR(1次救命処置)とファースト・エイド(2次救命処置)トレーニングの修了が条件とされているものがあります。
最新のガイドラインに準じたものであれば、受け入れることは可能です。
ILCOR(国際蘇生法連絡協議会)のメンバーであるAHA(アメリカ心臓協会)とERC(ヨーロッパ蘇生法協議会)が、ECC(CPRと救急心血管治療)の新しいガイドライン、オーストラリア蘇生法協議会などILCORの他の各主要協議会で発表された新しいガイドラインをさします。
条件を満たせる可能性のある団体や機関は以下に列記したものです。
*ただし、コース参加前24ヶ月以内のCPR(1次救命処置)とファースト・エイド(2次救命処置)トレーニングの修了を認定証書や認定カードで証明できる場合に限ります。
*認定の証明があっても知識とスキルを前評価し、アップデートの必要があればEFRアップデート・コースを提供することが強く望まれます。
- EFR(Emergency First Response)=エマージェンシー・ファースト・レスポンス
- MFA(Medic First Aid)=メディック・ファースト・エイド(AMAS、AFAA、MTES提携MFA認定も含む)
- AHA(American Heart Association)=アメリカン・ハート・アソシエーション
- ARC(American Red Cross)=アメリカン・レッドクロス
- American Safety and Health Institute=アメリカン・セーフティ―・アンド・ヘルス・インスティチュート
- Cruz Roja de Mexico=クルズ・ロハ・デ・メキシコ
- Canadian Heart and Stroke Foundation=カナディアン・ハート・アンド・ストロ―ク・ファウンデーション
- Deutsches Rotes Kreuz=ドイチェ・ロテス・クルズ
- Queensland Ambulance Service=クイーンズランド・アンビュランス・サービス
- South African Red Cross=サウス・アフリカ・レッドクロス
- St John's Ambulance=セント・ジョン・アンビュランス
- 日本赤十字救急講習(救急員養成講習修了者)
- 地域の消防署実施救命講習(上級救命講習修了者)
- 日本ライフセービング協会(ベーシック・サーフライフセーバー以上修了者)
- 財団法人 日本医学協会(救急・蘇生法講習会修了者)
- NSC(National Safety Council)(First Aid, CPR and AED Courses修了者)
- 日本ACLS協会(ハートセイバー・ファーストエイドCPR AED修了者)
※上記団体や機関の発行するものでも、CPR&ファーストエイドが含まれないコースがありますので事前にご確認下さい。
※ご不明な点がありましたら、コースを担当するインストラクターにお問い合わせ下さい。
*この記載は2011年6月現在の情報です。予告なくアップデートされる場合がございますので、上記団体組織以外につきましては、必ずご登録のPADIオフィスにご確認ください。
*国家資格などの緊急ケアの専門家は、別途「CPR/ファースト・エイドの実務経験証明」を提出することで上記団体実施トレーニング同様に参加条件を満たすことができます。その書式は担当インストラクターまたは店舗にてご請求ください。