窒素の吸収を減らし、水中の滞在時間を延ばす

エンリッチド・エア・ダイバー
スペシャルティ・コース

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こんな方におすすめ
・生物観察や水中写真のため潜水時間延ばしたい
海外ダイビングする予定がある
・ダイビング後の疲労感軽減したい(個人差あり)
習得するスキル
・酸素割合の分析とマーキング方法
・エンリッチド・エア用ダイブ・コンピューターの設定
・酸素曝露(露出)についての理解と管理方法 など
 

減圧症のリスクを軽減して、ダイビングを“じっくり”楽しもう!

正しく使用するために
番号①
知識を身に付ける

エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用して、減圧不要ダイビングを計画して実施できるように準備をしましょう。

エンリッチド・エア・ダイビングのメリット・使用する器材、考えられる危険の管理や回避する方法などを学びます。

パソコンやスマートフォンで、あなたのスケジュールに合わせて、学習を進めることができるeラーニングがおすすめです。

スマートフォンのアイコン
所要時間:2-4時間
スマートフォンでeラーニング学習する女性
エンリッチド・エアの準備手順を
番号②
シミュレーションする

エンリッチド・エア・ナイトロックスの分析、シリンダー・マークの確認、エンリッチド・エア・ダイビング・コンピューターを設定します。

ダイビングサービスからエンリッチド・エアを入手するプロセスを体験します。エンリッチド・エア・ナイトロックスのブレンド作業を直接見学する場合もあります。

シリンダーのアイコン
ダイビング前の応用実習 2回
アナライザーを使ってシリンダーの酸素濃度を測定
設定・準備ができたら
番号③
海でダイビング

ダイビング計画を立てる際に決めた減圧不要限界、最大深度、酸素曝露(露出)限界内でダイビングを実施します。

※本コースでは、エンリッチド・エアを使用してのダイビングはオプションです。

ダイバーのアイコン
2本以上のオープン・ウォーター・ダイブ
エンリッチド・エアを背負って浜辺からエントリーする2人のダイバー

PADIインストラクターからのおすすめポイント

ダイブサプライ(和歌山県)
樋下 祥一さん
ダイビングライフを楽しむ上で避けて通れないのが窒素の影響。そのリスクを大幅に減らすことができるエンリッチドエアはダイバーにとってまさに魔法のようなアイテムです!世界的に急速に普及が広まる今、正しい知識を身につけ、どんどん活用しましょう!
ダイビングスクール マレア栄(愛知県)
河瀬 美月さん
通常、空気が入ったシリンダーでは、空気に含まれている窒素の影響で潜水時間をかなり制限されてしまいます。しかし、エンリッチド・エアの場合は空気よりも酸素分圧を高めることで窒素分圧を減らし、長い潜水時間が可能となるのです。沖縄や海外ではエンリッチド・エアが主流となっていますよ。
ココナッツ沖縄店パラダイス倶楽部(沖縄県)
村野 大介さん
エンリッチドエアは、ダイビングで呼吸する空気の酸素分圧を上げることで、より長い潜水時間のダイビングを安全に楽しめます。生物観察や水中写真撮影がお好きな方にはうってつけ!沖縄に来る前にオンラインでエグザムまで修了して、沖縄でアナライジング、すぐにEANxダイブができます。
ココナッツ石垣島(沖縄県)
坂本 和花奈さん
エンリッチドエアーのメリットは、エアーと比べて酸素濃度が高いため体内残留が少なく、減圧不要限界を伸ばし、より長く潜ることができます。人によって感じ方も様々ですが「疲れにくい」「体が楽」と良く聞きます。移動の多い都市型ダイバー、連日潜る方が多いリゾートダイバー共にオススメです。
ビーチタイム(静岡県)
海野 進さん
写真撮影や生物観察をするのに水中に長くいたい、安全に多く潜りたいダイバーにお勧めのSP!このコースでは窒素の吸収が多くなるので不安だと思っている方に、シリンダーに酸素が何%入っていて何分多く潜れるかなどの計測の仕方やコンピューターのセット仕方を詳しく教えていきます。

よくある質問

メディカルチェック

スクーバダイビングには、最低限の健康状態と体力が必要です。ダイバーメディカル/参加者チェックシートをダウンロードし、まずは自己チェックをしてみてください。
一般的に、狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患をお持ちの方は特に、また頻繁にぜんそくの発作がある方、貧血や高血圧の方なども、かかりつけの医師とご相談なさっていただき、慎重な判断を仰いでください。また、医師の許可を得られたとしても、最終的にダイビング参加に問題がないかPADI ショップやPADI プロフェッショナルメンバーにご相談ください。
もし、あなた(またはあなたの医師)が医学的にダイビングをしても問題がないか疑問な時は、ダイバーズ・アラート・ネットワーク(DAN) の専門家に相談してみましょう。

関連項目:ダイバーメディカル/参加者チェックシート(病歴/診断書)

参加前条件と参加可能年齢

エンリッチド・エア・ダイバー・スペシャルティ・コースは12歳から受講いただけます。
PADI(ジュニア)オープン・ウォーター・ダイバー認定以上、またはPADI 以外のダイビング教育機関が発行する参加受け入れ資格を満たす認定が必要です。

エンリッチド・エアを使用する利点と留意点は何ですか?

窒素の割合を下げると次のような利点があります。

  • 減圧症になるリスクを減らすことができる。

  • より長い時間ダイビングを楽しめる。

  • 短い水面休息時間で次のダイビングが可能になる。

  • 疲れにくい、エキジット後の脱力感が少ない。(個人差有り)

一方で、以下のような留意点もあります。

  • 潜れる深度が少し浅くなる。

  • 酸素中毒と最大深度の関係性を正しく理解する必要がある。

  • 専用の器材が必要な場合や、器材メーカーの注意事項や指示に従う必要がある。

  • 空気シリンダーに比べてやや高価。

詳しくは、もっと知りたいエンリッチド・エアをご参照ください。

エンリッチド・エアとナイトロックスの違いはなんですか?

エンリッチド・エアとは、酸素を21%より高めた割合の気体のことです。ダイビングの世界では同様の気体を「ナイトロックス」と呼ぶこともありますが、これは窒素と酸素の英語「Nitrogen」と「Oxygen」を組み合わせた造語です。「ナイトロックス」は混合比に関係なく窒素と酸素の混合気体全てを指しますの、広義の意味では通常の空気も「ナイトロックス」に含まれます。

その他の質問がございましたら、お近くのPADIショップへお気軽にお問い合わせください。

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