PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースは、潜水計画から海況の判断、トラブルの回避など、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識とスキルを本格的に身につけるコースです。
このコースを修了すると、ダイバーとして必要な知識・スキルを身につけた証明としてのCカードが発行され、コースで学んだ知識とスキルを応用して、受けたトレーニングと経験の範囲内で、監督者なしでダイビングすることができるようになります。
※「受けたトレーニングと経験の範囲」とは、コースで使用するダイビングスポットで経験した海況(水面のコンディション、透明度、水温等)や、経験した深度、その日使用した器材(道具)などを指します。
※「監督者なしのダイビング」とは、バディ(一緒に潜るパートナー)と一緒に自己責任でダイビングを楽しむことを指します。
自分の趣味として、自己責任のもと本格的にダイビングを楽しみたいあなたには、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースがおすすめです。
年齢15歳以上(ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーは10歳以上)
知識の開発(5セッション)+プールダイブ(5セッション)+海洋実習(4ダイブ)
プール(限定水域)ダイブとは、海洋実習に行く前に、安全で穏やかな場所で水慣れを行ない、ダイビングで必要となる「スキル」を習得する場です。
プール(限定水域)ダイブでは
として、下に紹介するスキルを習得します。
ポイントは、自分が自信を持って「できた!」と言えるレベルになるまで、じっくりと時間をかけて練習すること。PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでは、プール(限定水域)ダイブの際に「スキル練習スレート」を使用し、必要なすべてのスキルをもれなく練習したかどうか、また、それぞれのスキルが満足にできたかどうかをお客様自身がチェックできるようになっています。もし「もっと練習が必要」と感じてチェックしていれば、そのスキルができるようになるまでしっかり練習。インストラクターとお客様の意思が疎通しやすく、満足度の高い講習になることは間違いありません。
PADIでは、下に紹介するすべてのスキルを満足できるレベルで習得するためには、プール(限定水域)ダイブで少なくとも7~8時間はかける必要があると考えています。短い時間に詰め込んで不安を残したまま海洋実習に進むのではなく、ご自身が納得いくまで練習することが大切。Cカードを手にした後に快適にダイビングを楽しむためにも、しっかりとスキルを練習しておきましょう。
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースのプール(限定水域)ダイブで習得するスキル
知識の開発(学科講習)は、ダイビングに必要な知識を身につける場。テキストやDVDを使い
などを5つのセクション(下記)で学びます。
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースの知識の開発(学科講習)の主なテーマ
教材の充実度もチェック!
PADIでは、お客様の要望に合わせた学習スタイルを提供するために、効率よく簡単に学べる、充実した教材を用意しています。講習はもちろん、Cカードを取得してダイバーになった後も、ダイビングを楽しむ上で大いに役立ちますので、必ず自分のものをそろえるようにしましょう。
海洋(オープンウォーター)ダイブは、プール(限定水域)ダイブで身につけたスキルを、波や流れがある海という環境で実践する場。
を目的としています。
PADIダイブ・プランニング・スレートを使ってバディと計画を立て、ダイビングを実施してみましょう
オープンウォーターダイブ4では、インストラクターの監督の下、インストラクターが提示した範囲内で、生徒ダイバーはバディと一緒に決めたダイビングプランに沿ってダイビングを実施します。これにより、自分たち自身でダイビングを計画、実施できるという適切な自信を持った認定ダイバーになることができ、以後ダイバーとして海の世界を楽しんでいくうえでも大いに役立ちます。バディと一緒にダイビングの計画を立てる際には、「PADIダイブ・プランニング・スレート」が役立ちますので、しっかりと使い方を覚えておきましょう。
ダイビングを安全に楽しむためには、必要な知識とスキルをしっかりと身につけることが大切。
そのためには限られた時間内に詰め込み、不安を抱えたまま講習を終わらせるのではなく、自信を持って「できた!」というレベルになるまで充分に時間をかけることが重要です。
PADIオ-プン・ウォーター・ダイバー・コースでそのレベルに達するには、しっかりとした知識の開発(学科講習)に加え、実技講習[プール(限定水域)ダイブ+海洋ダイブ]に少なくとも3日間、プール(限定水域)ダイブには少なくとも7~8時間をかける必要があるとPADIでは考えています。 Cカード取得はゴールではなく、ダイバーとしてのスタート。憧れの海の世界を快適に楽しむために、しっかりとした講習を受けることをおすすめします。
※体験プログラム経験者は、担当インストラクターの判断によりその経験がオープン・ウォーター・ダイバー・コースの一部としての実績が認められます。
PADIの各種講習では、受講されるお客様に「何を、どのぐらい身につけられるか?」を世界共通で定めています。
特に初心者の方のための講習では、安全にダイビングをお楽しみいただけるように…
また、講習全体を通じてPADIのインストラクターは…
ですから、限られた時間の中で詰め込み、不安を抱えたまま終えるのではなく、納得いくまで時間をかけて「理解した」「できた」と自信を持って言うことができ、達成感を得られるような講習を受けることをおすすめします。
PADIコースに参加される際は、水に入る前までに「ダイバーメディカル」に記入をして、提出する必要があります。自己診断部分に「yes」がある場合、またはインストラクターから事前に医師の診断を受けるように言われた場合は、必ず医師よりダイビングに適した状態であるかどうかの診断を受け、医師記入欄に記入してもらったダイバーメディカルを担当インストラクターに提出し、コースの参加可否の確認を取ってください。
また、PADIではコースの受講前に「危険の告知書」を読み、署名していただいているほか、ダイビングの前には「PADI安全潜水標準実施要項了解声明書」を確認することを強く推奨しています。
ダイビング中に考えられる危険性、安全にダイビングを楽しむために必要なことが書かれていますので、内容をしっかりと読み、自分の準備がしっかりと整っているかどうか、改めて見直してみましょう。
Cカードを取得したら・・・
PADIでは、好奇心旺盛な皆様のために様々なプログラムを用意し、皆様の夢を実現させるお手伝いをさせていただいています。
また、全国に広がるPADIのダイビングショップでは、「自由にどこでも潜れる」ようになるための手段がしっかり身につくよう、お手伝いをさせていただきます。
さあ、あなたにぴったりの楽しみ方を見つけて、お近くのPADIダイブビングショップでダイビングを思いっきり楽しんでください。