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あなたにできる10のこと








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  1. 情報と知識に基づいて水産物を選ぼう。環境に優しく、負荷をかけない漁業をサポートしましょう。さまざまな団体が、乱獲と水中環境へのダメージ減らすにはどの種類を選び、どの種類を避けるべきかについての情報を消費者に提供しています。

  2. 水産物は、Dolphin Friendlyマークや海洋管理協議会(Marine Stewardship Council)のMSCマークなど、エコラベルが付いているものを買おう。海洋管理協議会は持続可能な資源管理型漁業に対する環境基準を作成しました。この指定は、環境に責任を持った形で実施されている漁業管理に対して与えられます。MSCマークは、その商品が乱獲によるものではないことを証明します。MSC認証漁業の要覧については、msc.org

  3. エコラベルの付いた水産物を扱っているかどうか、地元のスーパーマーケットやレストランに聞こう。扱っていない場合、あるいはわからない場合には、エコラベルの付いた製品を取り扱い品目に加えるよう働きかけましょう。消費者パワーは地元企業に影響を与えることができます。


  4. 養殖された水産物なら必ず環境に優しいと思い込んではいけない。養殖される種によっては、自然環境に排出される廃棄物、有毒物質、疾病、化学物質などが増えてしまう場合もあります。サケやエビなど肉食性の種は、売り物になる大きさまで成長させるのに、野生で捕獲された餌を大量に必要とします。つまり、肉食性の養殖魚が増えるということは、餌として捕獲される種に負荷を与えているということになります。たとえば、0.5キロの養殖サケを生産するのに、1〜2キロの魚が餌として必要です。環境に優しい水産物ガイドとエコラベルを参考にして、ぜひ賢い選択をしてください。


  5. 食物連鎖の下のほうのものを食べるようにしよう。マグロ、メカジキ、サメなど食物連鎖の上のほうに位置する種は、下のほうの階層に位置する種より体が大きく、数が少ない傾向があります。食物連鎖の下のほうの水産物を時々食べることで、上のほうの種にかかっている負荷が低減し、蛋白源をより有効に使うことができます。たとえば、1キロの養殖マグロを作るのに、約10トンのイワシが必要です。イワシ、アンチョビ、藻類や水生植物を餌にする養殖テラピアなどを積極的に食べるようにしましょう。


  6. 漁業管理問題についての最新情報を知り、きちんとした管理、保護、漁法、漁具を介して漁業を改善する活動をサポートしよう。たとえば、ウミガメ排除装置(TED)は、ウミガメやサメなど大型の動物がエビのトロール網にかかってしまうのを防ぐ装置です。


  7. 自分の国が、国連食糧農業機関が制定した「責任ある漁業のための行動規範」と、それに基づいて作成された「国際行動計画(IPOA)」を実行しているかどうか調べよう。これは、水産資源の効果的な保護と管理の確実な実施を目指した自主対策で、国際的な漁業管理に問題を引き起こす違法・無報告・無規制(IUU)漁業をやめさせることに行動の焦点を絞っています。自分の国が「行動規範」と「国際行動計画」を導入していないのであれば、導入するよう政府に働きかけましょう。詳しくは、国連食糧農業機関のホームページ(英語)をご覧ください。


  8. 海洋保護区の設立を支援しよう。調査が示すところによると、適切に設計された海洋保護区は、さまざまな魚種にとっての隠れ家や生育場として機能する一方で、生物学的多様性を保護します。また、海洋保護区を設定することによって魚種資源が増える可能性があり、結果として、保護区の外側における漁業の繁栄につながります。


  9. 水槽で魚を飼う趣味を始める前に、よく考えよう。水槽用の観賞魚については、その捕獲方法をきちんと責任持って管理しなければ、観賞用にコレクションすることは、サンゴ礁や魚種にダメージを及ぼす結果になります。破壊的な捕獲方法、乱獲、輸送中に死んでしまう率が高いなど、重大な問題をはらんでいます。また、もともとそこにいなかった外来種が環境に放出されてしまう恐れがあるという問題もあります。たとえば、ミノカサゴが大西洋の西側に生息するようになったのは、それが原因だと考えられています。

    プロジェクトAWARE財団は、海洋保全協会(Marine Conservation Society)が発行している『Responsible Marine Aquarist』(責任ある海洋アクアリスト)をサポートしています。これは、環境保護と管理についての問題点に焦点を当て、意識を喚起し、観賞魚の捕獲を監視し規制する方法について述べた本です。詳しくはwww.mcsuk.orgをご覧ください。淡水魚の場合は、水槽用として人気の魚種のほとんどが水槽で繁殖できるので、淡水魚を飼うほうが、環境にとってのダメージははるかに少なくなります。


  10. 家族、友人、同僚を教育しよう。海から資源を取ることについて、自分がなぜ持続可能な漁業をサポートしているのか、環境に優しい責任ある漁業が世の中を少しでも良くすることにいかに役立つかを説明しましょう。消費者には、声を上げ積極的に活動することを通じて、プラスの変化を引き起こす力があります。その努力をすることが必要なのです。


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