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〜第1回 バディ・システム〜

ph1PADIのCカードをお持ちの方はご存じだと思いますが、ダイビングの基本ルールのひとつに「バディ・システム」があります。 バディ・システムとは、必ず「バディ」と呼ばれるパートナーと一緒にダイビングをして、最初から最後まで互いの近くにいるというシステムのことです。(PADIオープン・ウォーター・ダイバーマニュアルP-54引用)

ダイビングショップが開催するツアーに参加したときでも、友達同士で楽しむときでも、バディを決めてダイビングすることは皆さん意識していると思います。 でも、「エントリー前にバディと自分の位置関係を決める」、「バディの器材がちゃんと作動するか確認する」、「最大の深度や潜水時間(浮上のタイミング)を話し合う」など、バディ・システムの基本である行動を、あなたは実行していますか?

水中でも、自分の残圧をこまめにバディに知らせ、バディの残圧も認識する。移動や方向転換するときに「移動」の合図をバディに送る。潜水時間の経過を確認しあう。バディがどこにいるか常に意識する、、、などもバディ・システムの基本です。

ところが残念なことに、国内でのダイビング事故の特徴のひとつに、あるダイバーにトラブルが発生した時に、そのバディがまったく気づいていないという特徴があります。

例えば、水中でグループを引率しているプロ(ガイドやインストラクター)が、ツアー参加者の小さなトラブル(耳が抜けないなど)に対応している間に、別のダイバーがグループからはぐれてしまった場合。引率しているプロが、はぐれたダイバーのバディに「バディはどこ?」と聞くと、「知らない」という返事が返ってくる。 その結果、はぐれたダイバーに重大なトラブルが発生してしまうなどという、痛ましい結末が現実になってしまうケースがあるのです。

本来、Cカードを持っているダイバーは、バディ・システムがなぜ必要か認識しています。 Cカードは、Cカードを持ったダイバーのスキルと知識を裏づける目的があります。 あなたはあなたのバディに対して責任があり、あなたのバディもあなたに対して責任があります。

ph2講習で身につけ、覚えたことは、ツアーやファンダイビングでもきちんと実行することが、安全ダイビングの基本です。 グループでダイビングしたときでも、二人だけでダイビングしたときでも、あなたの一番近くにいるのはバディであり、あなたもバディとの位置関係をいつも意識している。そうすることで、お互いに何か起こったときも、一番近くにいるバディが真っ先に気づき、即座に対応できるので、トラブルは最小限に、または未然に防ぐことができるのです。

他にも、バディはあなたのダイビング経験をログで証明し、あなたの楽しみを共有してくれるとても大切な存在です。あなた自身も信頼されるバディであることを常に意識してダイビングの楽しみと安全を、バディと共に心がけましょう。

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