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〜第2回 ガイドに自分の限界をしっかり伝えよう!〜

私は、沖縄で12年ガイド業を経験しましたが、今振り返るとちょっと気になる事実があります。それは、ダイブ前のブリーフィングを実施した際、そのダイブプランについて予定を変更してほしいという要求をした方が、あまりに少なかったと言うことです。

pn01当然、私としても事前にCカードのランクや経験本数などを確認し、無理なダイビングをしないよう心がけていましたが、複数のお客様をガイドする場合、経験の浅い方はともかく、たくさん経験している方のログブックの全ての情報を100%認識することは不可能です。

ですから、ブリーフィングでお伝えしたダイブプランは、聞いているダイバーの皆さんがご自身で、「無理はないか?」、「安心して楽しめるか?」を判断する基準をご提供しているつもりでした。でも、「それはまだ経験したことがないプランなので、もっと詳しく聞かせてほしい」とか、「そのプランは私には経験がないので、プランを変更してください」というご要望をいただいた経験が非常に少ないのです。

講習を受講し、Cカードを持つということは、自己の責任においてダイビングを楽しむことを前提としているので、前述のような状態は好ましくありません。お客様の立場では、心配な点や不安なことは、遠慮せずガイドにはっきり伝えるべきなのです。責任あるガイドは、間違いなくお客様の不安を解消する努力をします。

PADIオープン・ウォーター・ダイバー・マニュアルでは、ダイビング前にどのような情報を入手するべきか、詳細に説明しています。PADIオープン・ウォーター・ダイバー・マニュアルに記載された、"入手すべき情報"を元に、積極的にガイドのブリーフィングに参加してください。

ph02それでも不安が残る場合は、コース取りの変更や、予定深度の変更などを具体的に要求するべきです。状況によっては、ポイントの変更も視野に置かなければなりません。ご自身の不安が解消されれば、その日のダイビングはより楽しいものになるでしょう。逆に、プロ、アマ関係なく、自分自身の経験がなく、情報や知識がないダイビングは、相当なリスクを背負うことになってしまいます。ダイビングを楽しむ際に、そのダイビングがこれまでの自分の経験の範囲内なのか、範囲を超えるものなのかを事前に判断することはとても重要なポイントなのです。

ダイビングというレジャーは、本物の自然がフィールドです。遊園地のアトラクションは怪我をすることはまずありません。でも、ダイビングは知らないと怪我をしてしまうことがあるのです。このことはPADIオープンウォーターダイバーマニュアルP.8に明確に記載されていますので、ご確認ください。

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