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〜第21回 コンパクトデジカメを使いこなせ〜
アクセサリーを使う/ワイド編A
ph

今月のお手本

◆カメラ:OLYMPUS XZ-2
◆プロテクター:PT-054
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F2.5
◆シャッター速度:1/800
◆露出補正:-3.0EV
◆ISO:AUTO(100)
◆フラッシュ:ON(-0.7EV)
◆WB:水中WB
◆撮影地:スミラン/タイ

コンパクトデジタルカメラは、もともと小さく、携帯性が良く、気軽に持っていけるところが最も重要なポイントなので、コンパクトデジタルカメラにコテコテの外付けアクセサリーの併用は、基本的にお勧めしないことにしている。これが私のポリシーなのだ。コテコテにしたいのならレンズ交換ができるマイクロ一眼で行なうべきと日頃から説いているのだが、どうしても教えて!というユーザーも多いので、少しだけ入り口を解説してみたい。

ということで、前回はハイエンドコンパクトを使って、一眼並みのクオリティになる外部アクセサリーの使い方の紹介をしたが、今回はこの撮影システムを使って、実際の撮影上のテクニックやシステムアップでの注意点などについて解説する。

先月(2013年2月)はタイのスミラン諸島のクルーズ船に3トリップ乗船する機会があり、同じダイブサイトを異なった機種で撮影するチャンスがあった。1トリップ目はミラーレス一眼、2トリップ目はハイエンドコンパクト・イケイケ仕様、3トリップ目は防水デジカメなどなど。いろいろ試したが最近のハイエンドコンパクトはかなりきれいに撮れることを実感した。だが、システムの大きさは、イケイケ仕様にした場合、ミラーレス一眼と同じ大きさになり、ワイドコンバージョンレンズが重い分、ミラーレス一眼のほうがはるかに軽いシステムになる。それでもという方のために解説しよう。

●必要機材

使用するカメラはハイエンドコンパクトと、その防水ハウジング+水中用ワイドコンバージョンレンズ。
フラッシュは光の回り方がソフトになり当て方も工夫できるので、左右2灯にセットする。
拡散板をフラッシュに装着する。フラッシュに使用するバッテリーはサンヨー製エネループがお勧め。
フラッシュを固定するアームはそれほど長いものでなくても良い。
浮遊物が多く濁っている環境ではフラッシュのアームを長くし、さらに後退させて照射する。
ワイドコンバージョンは、画角がフィットするように純正のワイドコンバージョンレンズを使用する。

ph
純正の小型フラッシュUFL-1の2灯システム
ブラケット:MP-BK-02、アーム:MPアームSセット
ワイドコンバージョンレンズ:PTWC-01

●セットアップの注意点 その1

ph
左右のフラッシュが異なるタイプ

ph
左右のフラッシュが同じタイプ

フラッシュを自動調光させるTTLを使う場合、左右のフラッシュは、全く同じものを2つセットする。 異なるメーカーはもとより、同じメーカーでも異なる製品をセットしないこと。 内蔵フラッシュの光を模倣して発光させるので、タイプが異なるフラッシュを混ぜて使うと、発光タイミングが合わず不具合が起きる場合があるので注意。

●セットアップの注意点 その2

ph
フラッシュは後退させてセット

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フラッシュの向きとレンズの向きは同じ

フラッシュの位置を正しい位置にセットできないと、きれいに撮れない。エントリーして潜降したら、まず正確にこの位置にフラッシュをセットする。セットし終わったら、自分撮りを行ない、左右共に光っているか?チェックする。

ph
フラッシュの向きとレンズの向きは同じ

●露出補正をセット

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露出補正0.0EV

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露出補正-1.0EV

phフラッシュのセットが終わったら、露出補正を設定する。撮りたいアングルで、露出補正を決めるために数度試し撮りをして、最適な露出補正値を求めておく。

●フラッシュ補正をセット

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フラッシュ補正0.0EV

ph
フラッシュ補正-1.0EV

ph露出補正のセットが終わったら、フラッシュ補正を設定する。露出補正が終わったアングルで、フラッシュ補正を決めるために数度試し撮りをして、最適なフラッシュ補正値を求めておく。

●シーン別撮影テクニック

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潮通しが良いダイブサイトでは、きれいなソフトコーラルがいっぱい。スミランの海はカラフルだ。ソフトコーラルのポリプがわかるほどに近づいて撮影するのがコツ。少し濃い目のブルーに仕上げると赤さが際立つ。

◆カメラ:OLYMPUS XZ-2
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F2.5
◆シャッター速度:1/640
◆ISO:100
◆フラッシュ:ON(-1.0EV)
◆露出補正:-2.7EV
◆WB:水中
◆撮影地:スミラン/タイ

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フラッシュのプレ発光の光が戻ってきにくいケースなので、フラッシュが強く出てしまうことが多い。フラッシュ補正を大きくマイナス方向へかけるのがコツ。

◆カメラ:OLYMPUS XZ-2
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F3.2
◆シャッター速度:1/1000
◆ISO:100
◆フラッシュ:ON(-2.3EV)
◆露出補正:-1.7EV
◆WB:水中
◆撮影地:スミラン/タイ

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ツバメウオはハレーションを起こしやすい被写体。このシーンでも、フラッシュ補正をマイナス側に多めに振る。追いかけると逃げるので、かなりゆっくり近づいてチャンスをうかがう。

◆カメラ:OLYMPUS XZ-2
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F2.5
◆シャッター速度:1/200
◆ISO:100
◆フラッシュ:ON(-2.3EV)
◆露出補正:-0.7EV
◆WB:水中/-1STEP(G)
◆撮影地:スミラン/タイ

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失敗フォトクリニック
先日、ヤフオクで安価なワイコンがあったので競り落としました。サードパーティ製だったのですが高性能とあったので喜んでいました。装着して撮影すると画像の四隅に黒い影が写ります。接続方法が悪いのでしょうか?
◆カメラ:OLYMPUS XZ-2
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F3.9
◆シャッター速度:1/60
◆ISO:1250
◆フラッシュ:ON
◆露出補正:0.0EV
◆WB:水中
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ph処方

XZ-2はもともとカメラのレンズがフィルム換算で28mmという広角ズームを採用しています。そのため純正のワイドコンバージョンレンズでないと、画角が合わずにケラレが生じる場合があります。この場合、カメラのズームをテレ側に少しシフトしてあげればケラレは収まりますが、画角はさほど広がらない状態になリます。つまりワイコンをつけても利点が出ないというわけです。

→純正ワイドコンバージョンレンズPTWC-01


清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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