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〜第4回 濁った海での撮影術〜
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台風通過直後に恩納村だけがダイビング可能となったある日、透明度極悪の環境で撮影。 フラッシュONの初期設定のままで撮影したら、台風で巻きあがった水中の浮遊物にフラッシュ光が乱反射して、雪が降った様な写真になってしまった(写真右)。乱反射を防ぐために内蔵フラッシュOFFにセットして撮影。水中ホワイトバランス搭載機なので、フラッシュを止めてもきれいな色が出る予想通りの仕上がりになった。フラッシュON/OFFのボタンは大抵わかりやすい場所にセットされているので、覚えておくと便利だ。 水中ホワイトバランス搭載機なら浮遊物の多い環境ではフラッシュOFFが常とう手段だ。

今月のお手本

◆カメラ:OLYMPUS XZ-1
◆プロテクター:PT-050
◆撮影モード:水中ワイドモード
◆絞り値:F2.5
◆シャッター速度:1/640
◆ISO:100
◆フラッシュ:OFF
◆WB:水中WB
◆撮影地:沖縄

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透明度が悪い環境では・・・

浮遊物が多かったり、ダイバーが砂や泥を巻き上げてしまったり、色々な理由で透明度は落ちる。日頃、透明度が高いといわれている地域でも、タイミングが悪く濁ってしまう場合もあり、なかなか予測は難しいものだ。

しかし、透明度が悪いからと言って撮影を諦めていたのでは、私の場合、仕事にならないので、どんな環境でも与えられたシーンで全力を尽くしたい。そこで、今回は透明度の悪い環境での水中撮影術を紹介したい。

●フラッシュOFF…浮遊物が多い環境では、フラッシュを発光させると浮遊物に当たって乱反射するので、フラッシュOFFするとよい。水中景観やワイド撮影時に効果的。

●順光で撮影する。逆光で撮影すると白っぽくなるのは、陸上でも同様なシーンによく遭遇すると思うが、水中でも同じ。

●被写体に極接近するワイド撮影でもマクロ撮影でもどちらでも、被写体とレンズの間に存在する浮遊物の量を減らすとよい。

●外部フラッシュ使用時は、フラッシュの位置を工夫する。できる限り長いアームを使用し、レンズより後方に発光面を位置させる。発光量は思い切ったマイナス補正が効果的。

浮遊物の多い環境での撮影なら、順光環境で撮影しよう
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逆光環境では、浮遊物が自然光に乱反射して透明感が失われ、海が白っぽくなる。 人物の顔にも光が入りにくく、暗い感じの写真になりやすい。

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同じ浮遊物の量でも、順光環境ならクリアーに写る。太陽を背に受けて撮影すると、透明感が高く感じられる写真になる。

透明度が悪い場合は被写体へ近づく
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被写体まで遠い

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被写体に極接近する

透明度の悪い環境での撮影は、できる限り被写体へ近づいて撮影すること。 レンズと被写体との間に入り込む浮遊物の量が激減する。 透明度が悪くても、広角レンズを使ってワイド撮影が可能だ。
失敗フォトクリニック
オリンパスのPEN Liteを使っています。先日メナドへ行きました。海がきれいって聞いてたんですけど、行ってみたらものすごく濁っていて、きれいな写真が全く撮れませんでした。ワイド撮影が好きなんですけど、やっぱりこんな環境ならクローズアップレンズを使ったマクロ撮影のほうが良かったのでしょうか?
◆カメラ:OLYMPUS E-PL1
◆レンズ:M.ZUIKO14-42mmF3.5-5.6
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F4.0
◆シャッター速度:1/125
◆ISO:200
◆フラッシュ:ON
◆露出補正:-0.7EV
◆WB:5300K
◆撮影地:メナド/インドネシア
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処方

そうですね。 前を泳いでいる人が見えないくらい透明度が悪い場合は、クローズアップレンズを使ったマクロ撮影がお勧めです。 クローズアップレンズを使うと、最短撮影距離が短くなり、さらに被写体に近づくことが可能になります。近づくことでレンズと被写体との間の浮遊物の量は減ってきますのでクリアーな写真になります。

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[メナドで撮った/ホヤの写真] 同じようにものすごく濁った環境で撮影したホヤの写真です


清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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