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第50回 各地のダイブサイトで撮りたい この一枚
フィリピン・マラパスクア編
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今月のお手本

◆カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1
◆レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 8mm FISHEYE F1.8
◆撮影モード:水中ワイド
◆絞り値:F4.0
◆シャッター速度:1/30
◆露出補正:-0.7EV
◆ISO:1600
◆フラッシュ:OFF
◆WB:水中WB

ph2014年5月から、各地のダイブサイトで撮りたい水中写真をピックアップして、その撮影手法について解説&紹介していく企画がスタートした。一年を通していろいろなダイブサイトへ撮影に行くが、それぞれのポイントで様々な水中撮影の楽しさに出会う。その時々に感じた気持ちを作品にしながら、いかに簡単に楽しく撮影するにはどうしたら良いか?といった観点で話を進めていきたい。

今月は、高確率でオナガザメ(ニタリ)が見られるフィリピン/マラパスクアの水中撮影について紹介したい。フィリピンのセブ島の北端に位置するマヤ港(Maya)までセブ・マクタン空港から車で3時間。そこからボートに乗り、さらに北へ行ったところにある小さな島がマラパスクア島だ。マラパスクア島はすごく小さい島で、南北が2.5km、東西が1km。リゾート開発も島の南側にほんのわずかで、繁華街や大型ホテルはない。ホテルの前には白砂のビーチが広がり、ヨーロピアンダイバーが好みそうなロケーションだ。

オナガザメに出会えるダイブサイトは、島からボートで30分程度の「モナドショール」。水深20〜30m付近の棚でオナガザメが現れるのを待つ。オナガザメは、日の出の一時だけこの場所でクリーニングされにやってくる。それを狙って撮るのだが、薄暗い環境でうまく撮るのはなかなか難しい。今回のロケ時は透明度も悪く、隣国の長期休日と重なり数多くのダイバーと共にウインドウショッピング状態となった。静止画の撮影がうまくいかなかったので、このオナガザメのカットは動画からの切り出しとなった。

マラパスクア島周辺には、オナガザメ以外にも魅力的な被写体がたくさん見られた。一面のソフトコーラルのポイントや鮮やかなマクロの被写体と、毎日4DIVEしてしまうほど楽しいダイブサイトだ。全般的に被写体の潜む水深は、やや深い20〜30m前後。ナイトロックス・ガスも用意されているので準備しておくと良い。

phマラパスクア

小さな島の南側に、ダイビングサービスが併設されるこじんまりとしたホテルが立ち並ぶ。どことなく大瀬崎の前浜のような雰囲気。

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今回宿泊したホテルにはプールも併設されていた。朝食付き1ROOM/2名使用で10,000円前後。エキゾチックな雰囲気のホテルだが居心地は悪くなかった。

使用したダイビングサービスは、《エメラルドグリーンダイビングセンター/マラパスクア店》。フィリピンロケではいつもこのサービスさんにサポートをお願いしている。マラパスクアの他、セブ・マクタン店、セブ・モアルボアル店、セブ・サンタンダー店、ボホール店がある。空港からの送迎からお土産の手配まで細かいケアが嬉しい。マラパスクア店ではホテルも併設している。

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カメラの設定

ph使用する撮影モードは「水中ワイド」モード。基本的に水中でのワイド撮影はこのモードを使う。
カメラのファンクションボタン(FN)に水中モードの呼び出しを割り振って使う。このモードにセットすれば、難しいチューニングは不必要。ワンタッチで水中でのワイド撮影に最適な状態にセットされる。
モニターの左隅に魚3尾のマークが出たらセット完了!
内蔵フラッシュで撮影する場合は、ISOをAUTOにセットするのを忘れないように行なう。
背景の明るさを露出補正でコントロール。フラッシュの明るさはフラッシュ補正で調整する。
すべてカメラ側でコントロールできるのが特徴だ。絞りやシャッター速度を意識せず、明るかったらダイヤルを回して暗くする、フラッシュが強かったらダイヤルを回すといった感じだ。 カメラの詳しい知識は必要ない。

撮影方法

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撮影:竹谷真紀 OLYMPUS TG-1/水中スナップ

ボートからエントリー後、潜降ラインで降りていく。 水深20〜30mにある棚でサメを待つ。 このポイントでのルールが決められているので厳守する。

【モナドショールでのルール】
1.ニタリを追いかけない。柵(ロープ)があるところでは、柵より後ろ、ドロップオフの壁側にてニタリを待つ。
2.水中ライト、ストロボの使用・発光禁止。水中ライトをダイビングに持って行かない。内蔵ストロボは発光禁止に設定する。
3.着底に注意(浮力コントロールをしっかりとする)。膝、フィンのみの着底、もしくはホバリングをする。タンクをついたり、地面に立ったりせず、前傾した低い姿勢をとる。
4.激しく動かず、ゆっくりと動く。浮上態勢に入る前、ニタリを待つ場所を変える際は、ゆっくりと動き出す。待っている人の前を通過せず、後ろを通る。
5.音をたてない(指示棒などでタンクを叩くこと、ダイビングベル・ブザーの使用などの禁止) 。

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撮影:竹谷真紀 OLYMPUS TG-3/水中スナップ

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撮影:竹谷真紀 OLYMPUS TG-1/水中スナップ

モナドショールでのオナガザメ撮影では、よほど運が良くないと「サメにぶつかるほど近づいて撮影」とまでいかないようだ。 レンズチョイスは、フィッシュアイより画角の狭いM.ZUIKO DIGITAL12mmなど明るい広角レンズがオススメ。 現地の写真家である竹谷真紀氏はTG-3を使ってのかっこいいオナガザメの作品を撮られていた。

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一面ソフトコーラルといったポイントでじっくりワイド撮影を行なった。 ここに生息しているソフトコーラルはとても鮮やかな色彩を持つ。流れが速く、やや浮遊物の多いポイントだが、お気に入りのポイントとなった。 露出補正をやや強めにかけて濃いめのブルーに背景を調整すると、ソフトコーラルの鮮やかさが際立つ。

ph昼食はショップ前のビーチで半水面撮影。 ドームポートに肉球パンチ!

半水面撮影のカメラ設定水中ワイドモード
フラッシュOFF
ISO:AUTO
露出補正:±0.0

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phマラパスクア島の周りには、鮮やかなマクロの被写体もたくさん見られた。

カメラの設定は
水中マクロモード
フラッシュOFF
露出補正-0.7EV
ライト:RGBlue System02 Premium Color

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ph1日4ダイブ、合計5日間20ダイブの水中撮影ダイブを楽しんだ。

遠くのダイブサイトに行くより、島の近くのダイブサイトが好みに合った。

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砂地にいろいろな生物が見られて、楽しめた。 マラパスクアに撮影に行く場合は、ワイド&マクロ両方のレンズが必要だ。

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ハゼの種類も多く時間を忘れるほど楽しい撮影だ。

おまけ −動画から静止画を切り出す方法−

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動きの速い被写体や、動画も静止画も両方撮りたい!といった場合に、動画撮影を行なっておいて、撮影後に動画データから静止画を切り出す方法がある。難しくはないがPhotoshopなどのソフトが必要。 今回はPhotoshopCCを使った方法を紹介する。
1.Photoshopで動画データを開く。
2.スライダーで切り出したい場所をセットする。
3.ファイルのタブから別名で保存を選択。

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保存するデータの種類をJPEGを選択して保存する。 動画データから静止画データが切り出される。 切り出された静止画はハイビジョンムービーのアスペクト比(縦横比率)16:9になっているので、その後、トリミングして、使いたい大きさにすると良い。 動画撮影設定は、画質設定を最高画質(サイズを最大)にセットする。


清水淳

清水 淳 プロフィ−ル

しみずじゅん。1964年埼玉県生まれ。「水中から見上げた空」をメインテーマに半水面や海辺の風景撮影を撮り続けている。ダイビング専門誌やカメラ関係誌などで執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室《マリーンプロダクト》を主宰。著書に「誰にでも撮れる水中写真」「デジタルカメラで簡単水中写真」がある。社団法人日本写真家協会会員

◆清水淳 オフィシャルウェブサイト  http://www.marine-p.com/shimizu/

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