お店としては入賞できなかったものの、個人として素晴らしい作品に
今回も「高砂淳二特別賞」を設けました。
受賞された3名には、高砂淳二氏の写真集をサイン入りで贈呈します。

◆ショップ名
《Diver's Guide SUNS》

◆撮影者名
西村 真由美

◆撮影場所
トカラ列島中之島

◆撮影日
2015年11月22日

◆使用カメラ機材
Canon S-95

◆ダイビング歴
700本

審査評

これは見事なイソバナですね。こんなに折り重なって広範囲にイソバナがきれいに咲いているのは、ほとんど見たことがありません。そのすごさを1枚で物語っています。これだけ広範囲だと、意外と光の当て方が難しく、平面的になったり、一部分が強くて一部分が弱くなったりしがちなのですが、この作品は上手に光が当たっていて、奥行き感もよく出ていますね。うまい具合に自然光とストロボ光のバランスをとりながら撮って、どぎつくない赤が満遍なく出ているし、イソバナとダイバーと水だけで切った構図もうまいです。

(高砂淳二)

◆ショップ名
《オーシャンドリーム》

◆撮影者名
臼倉 妃呂子

◆撮影場所
セブ

◆撮影日
2015年9月23日

◆使用カメラ機材
Canon 60D

◆ダイビング歴
3年

審査評

とっても地味な被写体なのですが、いい雰囲気で撮れていますね。後ろのライトが満月の月のようで風情があります。画面に対して魚の大きさは、いまいちインパクトが弱そうな比率なのですが、魚の目にピントが来ていて、しっかりライトも当たっているので、ポンと目に飛び込んできます。擬態している様子がしっかりとわかるのに、被写体がちゃんと目立っているのがいいですね。目にハイライトが入っているので、吸い込まれるようにここに視線がいきます。とても上手ですね。

(高砂淳二)

◆ショップ名
《ダイビングスクール イオ 江坂校》

◆撮影者名
吉富 雅明

◆撮影場所
高知県柏島

◆撮影日
2015年7月

◆使用カメラ機材
オリンパス OM-D E-M5 60mmマクロ

◆ダイビング歴
18年

審査評

これは口内保育の写真ですか。ソフトコーラルの隙間から顔を出していて、口の中に入っている魚の多いこと多いこと。透き通って全部見えていて、「こうやって育てているんだ」という感じがよくわかります。口内保育の写真は、口の隙間からちょっとだけ見えるということが多いのですが、ここまで透き通って見えると見事ですよね。周りをソフトコーラルに囲まれた中で、警戒心のある目には「絶対に守ってやるぞ」という意思が見え、自然の摂理のようなものを感じさせます。いい写真ですね。

(高砂淳二)