安全にダイビングを楽しむために必要な知識を習得します。
パソコンやスマートフォンで、あなたのスケジュールに合わせて、学習を進めることができるeラーニングがおすすめです。
わからないことがあれば、担当のインストラクターに質問や相談しましょう。
・水圧と空気の体積の影響
・増加する圧力が体内空間に及ぼす影響
・減少する圧力が体内空間に及ぼす影響
・水中で呼吸する
・浮力と浮力コントロール
・バディ・システム
・水中での物の見え方と音の聞こえ方
・水中での動き
・体温を保つ
・水中で効率的に呼吸する
・バディ・システム(続き)
・バディ・チームでエア・マネージメント
・水面移動
・オープンウォーターでの潜降
・オープンウォーターでの浮上
・ダイビング環境とコンディション
・コンディションの評価
・自分の限度内で潜る
・水中生物
・ビーチ・ダイビング
・波をくぐってビーチ・ダイビング
・ボート・ダイビング - 準備
・ボート・ダイビング - 手順
・ダイブ・プランニング
・ダイビングと健康管理
・活動的なダイバーでいる
・あなたが呼吸する空気
・酸素の問題
・汚染空気
・減圧症
・ガス昏睡
・ナビゲーション
・アドベンチャーを続ける
海洋実習に行く前に、安全で穏やかな場所で水慣れを行ない、ダイビングで必要となる「スキル」を習得します。
自分が自信を持って「できた!」と言えるレベルになるまで、じっくりと時間をかけて練習することがポイントです。
・器材のセットアップ、装着と調節
・プレダイブ・セーフティ・チェック
・水面でBCDへの給気/排気
・レギュレーター・クリア
・レギュレーター・リカバリー
・少し水の入ったマスクのクリア
・バックアップ空気源の使用
・潜降と圧平衡
・水中を泳ぐ
・ゲージの使い方と残圧のチェック
・ハンド・シグナル
・浮上
・水面でBCDに給気(オーラル)
・適切なウエイト量とウエイトのチェック
・ディープ・ウォーター・エントリー
・スノーケル/レギュレーター交換
・水面を泳ぐ
・ファイブ・ポイント潜降
・中性浮力
・全部に水の入ったマスクのクリア
・マスクの脱着とクリア
・マスクなし呼吸
・エアが少なくなってきたときの対応
・エア・マネージメント
・こむらがえりの除去-自分とバディ
・トリムの調整
・ホバリング
・水平に泳ぐ
・バックアップ空気源を使って泳ぐ
・コントロールされた緊急スイミング・アセント
・疲労ダイバー曳行
・水面でのスクーバ・キットの脱着
・着底しない潜降
・傷つきやすい水底の上を泳ぐ
・オーラル・インフレーションでホバリング
・マスクなしで泳ぐ
・水底に着かないで浮上
・水中でのスクーバ・キットの脱着
・水中でのウエイトの脱着
・フリーフロー・レギュレーターからの呼吸
・エマージェンシー・ウエイト・ドロップ
・スキン・ダイビング・スキル
・インフレーター・ホースの取り外し
・緩んだシリンダー・バンドの締め直し
限定水域ダイブで身につけたスキルを、波や流れがある海で実践します。
ダイビングを楽しみながら、スキルや安全ルールに慣れ、ダイバーとして必要な基礎を完成させます。
・ハンド・シグナルの復習
・コントロールされた潜降
・少し水の入ったマスクのクリア
・レギュレーターのリカバリーとクリア
・ダイビング・ポイントの探検
・残圧のモニタリング
・水面でBCDに給気 - オーラル
・コントロール潜降
・中性浮力
・全部に水の入ったマスクのクリア
・バックアップ空気源の使用(与え手/もらい手)と浮上
・ダイビング・ポイントの探検
・20bar/300psi以内のエア・マネージメントと残圧のハンド・シグナル
・視標を使った潜降
・ホバリング - オーラル・インフレーション
・マスク脱着
・ダイビング・ポイントの探検
・20bar/300psi以内のエア・マネージメントと残圧のハンド・シグナル
・ダイブ・プランニング・スレートを使ってダイビングを計画する
・視標を使わない自由潜降
・ダイビング・ポイントの探検
・20bar/300psi以内のエア・マネージメントとターン・プレッシャー/浮上ポイントでのハンド・シグナル
どのオープンウォーターダイブで実施しても可
・足がつったときの治し方
・疲労ダイバー曳行
・シグナルチューブの使い方
・直線水面コンパス移動
・スノーケル/レギュレーター交換
・ウエイト・システムとスクーバ・キット脱着
・エマージェンシー・ウエイト・ドロップ
・コンパス・ナビゲーション
・コントロールされた緊急スイミング・アセント
スクーバダイビングには、最低限の健康状態と体力が必要です。ダイバーメディカル/参加者チェックシートをダウンロードし、まずは自己チェックをしてみてください。
一般的に、狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患をお持ちの方は特に、また頻繁にぜんそくの発作がある方、貧血や高血圧の方なども、かかりつけの医師とご相談なさっていただき、慎重な判断を仰いでください。また、医師の許可を得られたとしても、最終的にダイビング参加に問題がないかPADI ショップやPADI プロフェッショナルメンバーにご相談ください。
もし、あなた(またはあなたの医師)が医学的にダイビングをしても問題がないか疑問な時は、ダイバーズ・アラート・ネットワーク(DAN) の専門家に相談してみましょう。
Cカードは一般的にはダイビングライセンスと呼ばれますが、正式名称はCertification Card、つまり認定証のことです。公的な資格ではなく、PADIをはじめとする民間の指導団体がそれぞれカリキュラムを作成し、定められた講習内容を修了した人に「スキューバダイビングに必要な知識と技術を習得した」ことを証明するため発行されるものです。
タンクを借りる際やツアーを申し込む際など、必ずCカードの提示が求められますので、世界中どこでも通用するCカードを持っておくと安心です。
1. 自分たちでダイビングの計画を立て、バディ・システムを守りながらダイビングを楽しむことができます。
2. インストラクターなどの引率をつけずにコンディションの良い海でダイビングができます。
3. ダイビング器材の購入やタンク・レンタルなどのサービスを受けることができます。
4. アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーや各種スペシャルティ・ダイバー・コースに参加できます。
いいえ、Cカード(ダイビングライセンス)に有効期限はありません。 しかしながら、講習から長いこと間が空いてしまうと学んだスキルも忘れてしまうことがあるので、ダイビングを楽しむ、という点でも定期的にダイビングを続けてスキルや知識を維持されることをお勧めします。 その後万が一ブランクが空いてスキルや知識を忘れてしまった場合は、忘れてしまった部分をピックアップして再度学び、ブランクの不安を解消することができる「リフレッシュ・プログラム」があります。 詳しくは最寄りのダイビングショップまたはPADIインストラクターまでお問合せください。
関連項目:リフレッシュ・プログラム「ReActivate(リアクティベート) 」
PADI認可店(ダイブセンター/ダイブリゾート)が提供しているオープン・ウォーター・ダイバー・コースの平均価格は、およそ6~7万円です。
一般的にスキューバダイビング講習には、講習費・教材費・申請料・器材レンタルあるいは購入費・施設使用料等の費用と、海までの移動費や宿泊費等がかかります。こうした要素の違いから料金はショップによっても大きく変わってきます。
これら一定のコストが必ず発生することを考えると、法外に安い金額の講習はその内容や条件などに注意する必要があるでしょう。
PADI認可店の場合、オープン・ウォーター・ダイバー・コース情報の中で料金の内訳をすべて明記していますので安心してお選びいただけます。
PADI認可店が提供しているオープン・ウォーター・ダイバー・コースの平均日数は3~4日です。
ただしPADIの講習は「達成ベース」。理解度や体力は人それぞれで、講習時の天候や海の環境等も異なるため「必ず3~4日で終わる」と約束できるものではありません。もっと短期間での取得をうたう広告を目にしますが、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースの場合、連続2日間またはそれより短い期間で全ての知識とスキルを身に付けることは相当難しいと言えます。経験豊富なベテランのインストラクターでも、きちんとお教えするにはそれなりの時間が必要なのです。
年齢10歳以上から受講可能です。(認定時の年齢が15歳未満の場合はジュニア・オープン・ウォーター・ダイバーのCカードが発行されます。)
上限については特に規定はありませんが、健康状態に応じてダイビング講習を始める前に診断書を提出していただく場合があります。
関連項目:ジュニア・ダイバー認定について
水泳が得意である必要はありません。ただ泳げればOKです。コースを開始する前にPADIインストラクターが水に慣れているかどうかの確認をいたしますので、泳ぎの苦手な方はご相談ください。ダイビングを始めたら水泳がうまくなったという方もいらっしゃいます。
約250種類もいるサメのうち、人間にとって危険なのは約4~5種類で、これらのサメとは滅多に遭遇することはありません。
一般にダイビングで見るサメはリーフシャークと呼ばれる小型のおとなしい種類で、ファンも多いほどです。サメに限らず危険な生き物についての情報は、その海を熟知したインストラクターによく聞いて安全なダイビングを心がけることが大切です。
ダイビングショップはオープン・ウォーター・ダイバー・コースを開催するだけでなく、器材の販売・メンテナンス、ステップアップコースやファンダイビングツアーの開催など、あなたのダイビングライフの大きな助けとなってくれます。PADIでは理想的なダイビングショップの選び方をご案内していますので、ぜひ参考にしてください。
ダイビングはその性質上「器材」に多くを依存するレジャーですので、自分にぴったり合った器材を使うことはとても重要なことです。使い慣れた自分の機材を持つことでストレスなくダイビングに集中でき、安全性においてもスキルを磨くうえでも大きなメリットがあるのです。
とはいえ、ダイビングを続けていくか迷っているなら、とりあえずレンタルを利用するのも賢明な判断かもしれません。いずれにしても器材を買う際は、信頼できるショップとよく相談し、納得してから買うことが大切です。